狛江市市民活動支援センターでは、ボランティア・市民活動団体のための助成金勉強会を開催してきました。
第1回は「助成金ってなに?」、第2回は「魅力を伝えるプレゼンテーション」、そして最終回は「助成事業の成果の見せ方・伝え方」です。
講師に日本ボランティアコーディネーター協会の後藤麻理子さんをお招きし、事業の報告について講義とワークを行いました。
助成金を獲得して事業を実施したら報告書を作成します。成果を伝えられる報告を書くには、成果の見せ方を考えたうえで事業を実施する必要があります。何を、どう「見える化」するのか、成果を示すことができる材料を集めておくことがポイントと学びました。
助成した事業をホームページで公表したり、報告会を開く助成元もあります。これは、団体の活動をPRする良い機会です。「報告をするのは大変」「手間がかかるもの」と思わず、PRして理解者・協力者を増やすチャンスと捉えましょう。
ワークでは、自分たちの活動を伝えるためのワークを行いました。他者に伝わるかどうかを確認し、さらに地域・社会に伝える方法(手段)を考えました。
「助成金」をテーマに勉強会を開催してきましたが、今回は助成事業の報告だけでなく、団体の活動を周知する際にも参考になる勉強会となりました。
参加者の皆様には、勉強会の内容を団体に持ち帰り、学んだことを今後の活動に取り入れていただきたいです。
ご参加ありがとうございました。
~参加者アンケートより(抜粋)~
●具体的に考えるヒントになりました。
●結果と成果の違い(よかったところ)
●ただ報告するだけでなく、どんなことをどう報告するとよいのかよくわかりました。
●助成金を受けている団体の方の講演会があれば、参考になります。
●グループワークの時間を十分にとっていただいたことで、他者が自分の活動のどこに着目するか、関心を持つかに気付けたと思う。
●先生のお話がとても解りやすく、整理がついた!
~実施概要~
日時 令和元年11月9日(土)午後1時半~4時半
場所 こまえくぼ1234
講師 日本ボランティアコーディネーター協会 後藤麻理子さん
参加者 10名(9団体)
第1回「助成金ってなに?」の報告はこちらをご覧ください。
第2回「魅力を伝えるプレゼンテーション」の報告はこちらをご覧ください。