夏!体験ボランティア2018 参加者の感想文
毎年、実施している「夏!体験ボランティア」を、今年は、7月14日(土)~9月8日(土)に実施しました。初めて参加してボランティア活動に関心を持った方、夢に向かって希望を強めた方、新たな出会いや発見があった方など、得るものの多い体験となったようです。参加した方々の感想文を、どうぞご覧ください。
※来年も「夏!体験ボランティア2019」を実施する予定です。
~高齢関係~
<こまえ正吉苑>小4女子 老人ホームに7日間ボランティアに行きました。老人ホームは、病院みたいに個室がズラーッとならんでいて、人が住んでいるところなのかと、思っていました。老人ホームに堅苦しいイメージを持っていたんです。でも、やさしく接してくれたし、いろんなしゅみを持った人がいらっしゃって、しゃべっていて楽しかったです。 気をつけたことは、言葉使いや話し方です。耳の遠い方やこうれいしゃの方などいろんな人がいたので、一文一文短く、分かりやすく考えて言いました。 毎日していることは、だいたい、おしぼり配りと机拭きと食事の用意です。ほかの時間は、作った紙しばい(持参)を読んだり、のうりょう祭(夏休みのイベントを正吉苑でしました)のポスターをかいたりしました。来年も、ボランティアにちょうせんしたいです。
<こまえ正吉苑>小6女子 今回、サマ-ボランティアで、正吉苑に7日間ボランティアに行きました。今回のボランティアでは午前中で、おもに配ぜん・消毒・机ふき・お話し相手・レクリエーションをしました。ボランティアを通して学んだことは2つあります。1つ目は自分で工夫しておばあさん・おじいさんたちと遊んだりすることです。例えばなるべくル-ルのふくざつで難しいものはえらばない易しくて簡単なものを選ぶこと。そして楽しく遊ぶことです。2つ目はおばあさん・おじいさんと笑顔でやさしく接することです。笑顔で接していたらすぐに仲良くなれました。 今回のボランティアの経験を生活でもいかそうと思いました。とくに、学校では、自分で考えて行動することが多いので「工夫」をして行動するのをこんどから、やってみようと思いました。
<こまえ正吉苑>中2女子 私はボランティアをすることは初めてで、老人ホームなども小学校の授業で2度しか行ったことがなかったので、何をするのか分からず最初は不安でした。私は認知症の方と半日間一緒に過ごすというボランティアで、コミュニケーションをとるのが苦手な私にとってどうすれば良いかおどおどしていました。しかし、おじいさん、おばあさん方は私に優しく話しかけてくれたことでその場に和むことができました。また認知症という病気なので、やはり何回か同じことを言うのを目にしましたが、指導している方は嫌な顔一つせず応えることでおじいさん、おばあさん方も笑顔で過ごせていました。 私は昔、祖母が認知症だったときに小さかったのであまり覚えていませんが、たぶん何もしてあげられなかったと思います。もしくは怖いと感じて遠ざけていたかもしれません。しかしこれを機に人の気持ちを考えて接することの大切さを改めて身にしみて分かりました。 私は今回のボランティア活動を通して、前まではボランティアなんてやって得するものではないと考えていましたが、ボランティアは働くことと違ってお金をもらうことはできませんがそういうことではなくて、人の温かみを実感することができてそれは働くことでは得られない感情なのではないかなと思いました。今回は友達に誘われて参加しましたが、これからは自分から積極的にこの活動に取り組みたいと思いました。
<こまえ正吉苑>小5女子 最初にカルタをしました。読む係で大きな声で読みました。次は盆おどりに使うと言っていた花を折りました。いろんな形ができておもしろかったです。そして、今度はちがう普通の折り紙で十二面体を3つ折りました。老人の方にも折り方を教えてあげるととても混乱していました。また、「将来、折り紙の先生になれるよ」と言われました。あっという間の時間でした。
<こまえ正吉苑>中2女子 正直、ボランティアは、とても大変でした。でもお茶を配ったりするときに「ありがとう」「ごくろうさん」などという声をかけてくださり、とてもうれしかったです。自分が何か人のために配ってきたそのことにより喜ばれるのが、とてもうれしかったです。また、ボランティアにも参加してみたいと思います。
<こまえ正吉苑 さくらカフェ>小6女子 さくらカフェは初めて行った場所で初めてだったので、とってもとまどいましたが、スタッフのみんなさんが分かりやすく仕事の説明をしてくださったので、すごくやりやすかったです。さくらカフェに来ていた人達も、とてもやさしく、いろいろな事を話してくださりました。スタッフのみなさんのなかには、野川サロンに来ている人もたくさんいて、顔と名前を覚えてもらったときがうれしかったです。去年は初めてのボランティアだったので、そうとう不安でしたが、今年は慣れてきたのか不安はあまりなかったです。仕事をすると、いろいろな人が笑顔になってくれて、また行きたいなと思いました。あと、仕事をたくさんつくってくれたので、なにをすればいいか、よく分かりました。お茶とおかしを配る仕事などを、サポ-トしてくれて、たくさんの人とおしゃべりできたので楽しかったです。
<ニチイケアセンター いずみこまえ>大1女子 今までデイサービスがある高齢者施設にボランティアに行ったことはあったが、認知症の高齢者と接するのは初めてだった。が、利用者さんも笑顔で私のことを受け入れて下さってとても嬉しかった。5日間を通して、訪問医療や訪問歯科、足浴、入浴介助、排せつ介助を見学することができたのは現場を知る貴重な経験になった。また、利用者と接するなかで改めて「受容」の大切さを理解することができた。利用者さんのなかにはトイレ拒否、食事拒否を示す人もいて、そのような人に対してどのように対応するかを見たことがきっかけで「受容」の大切さを改めて学んだ。 利用者さんは常日頃から沢山の不安を抱えていても自分が何に対して不安を抱えているかわからないからますます不安を感じてしまうことがわかった。このことによって抑うつにもなってしまうのではないだろうかと思った。そのため、利用者さんの不安を少しでも解消する一つの手段として「受容」が必要不可欠で、間違っていることでも正さないこと、相手の立場に合わせることが認知症を抱える方と接するコツなのだとわかった。 最初、認知症の方と接するのは緊張したが、5日間を通して認知症の高齢者のイメージが変わった。また、職員もどんなことでも楽しそうに働いている様子を見て、介護の仕事は”大変”だけではなく、”大変“だからこそ”やりがい“を感じることができる仕事であると思った。それと同時に、介護現場の人材不足も切に感じることができた。 私自身、将来社会福祉士になるために今現在、大学で勉強をしている。このボランティアを通して、社会福祉士はこの現場の上に立つ人間だからこそ、誰もが笑顔で過ごすことができる現場を作ることが大切であると考えた。 加えて、これからの少子高齢化に向けて、もっと高齢者に対しての福祉サービスを充実させることが求められているのではないだろうかと感じた。これらをきちんと考えるためにも大学で様々な知識を身につけ、さらにボランティア経験を積みたいと思った。
<ときの会>小6女子 最初から私はじゃまかな?と思うときがあったけど、それでも仕事をまかせてくださったので、ありがたかったです。大根をおろすだけでも、「こっちの方がやりやすいかな?」とすごく気にかけてくださり、とてもやりやすく、楽しかったです。すぐに名前を覚えてもらえて、とてもうれしく、がんばろうと思いました。仕事のサポ-トなどしてくれて、とてもやりやすかったです。 私は大した仕事もできなかったですが、それでも気にかけてくれたので、感謝したいです。帰るときは、「また来てね」などと言ってくださり、心のあたたかさを感じることができました。そして、来年も行って、仕事に慣れたいと思いました。
<ときの会>小6女子 ボランティア体験をしてみて、改めて、ボランティアをすることは責任感があるなと思いました。それと同時に、やりがいや楽しさも感じました。私が一番やりがいや楽しさを感じられたことは、料理をつくっているときです。ボランティアといっても、体験なので何をしたらいいのかが分かりません。しかし、ときの会の方々に次は何をしたらいいのか、どこを手伝たらいいのかを、やることがなくなったら、すぐに言っていただき、手伝うことが出来たので、そこにやりがいや楽しさを感じることができました。 冒頭にも書いてあるように、責任も感じました。料理を時間内にお出しすることや、しっかりと手を洗って、食中毒にならないようにするということです。 私がボランティアに参加してみて、楽しかったし、やりがいもありましたが、それと同時に責任感もあるのだと思いました。ボランティアに参加することはめっ多にないことなので、今回参加してよかったなと思いました。
~障がい関係~
<こども教室えるぶ>中1男子 こども教室えるぶさんのボランティアをしたことを通じて色々な障害のことを教わりました。そのことの中で一番心に残っていたのは障害者には自由がないということです。 というのは、障害者が預けられる施設は、寝る時間、起きる時間などが細かく決まっていて自由がないということです。僕がボランティアで行った、えるぶさんは、そういうことがあまり決まってなく、好きな時に遊ぶという自由遊びが主でした。それぞれの人が得意な物を見せてくれたり勉強も一緒にやりました。楽しいゲームもしました。僕にとって貴重なボランティアをさせていただき、NPO法人えるぶさん本当にありがとうございます。この経験を生かしてもっと福祉に携わることをしていきたいと思いました。家も近いのでまた皆さんの顔を見に行かせてください。
<はっぴぃハウス>小4女子 ミシンを使ったのは初めてでした。指もぬってしまいそうでちょっとこわかったです。音楽のプログラム作りを手伝った時、両面テープが机にくっついて取るのが大変だったけれどマスキングテープを選んで貼る作業は楽しかったです。 「みんなもはっぴい」という歌は覚えやすくてステキな歌です。ラジオ体操をやると目がパッチリあいて元気になれます。香さんのくつをはかせる時、順番があやふやでしたが2日目になると順番もちゃんと覚えていたのでホッとしました。読み聞かせでは結構長い絵本で首がいたくなってしまいました。3日目の読み聞かせでは2回も読むことになったのでちょっとびっくりしました。スヌーズレンが30万くらいの金額なのは驚きました。 ゲーム大会のスイカバレーでは、ずっきーさんの頭に当たって気づいていなさそうなのが面白かったです。ボウリングでは玉がピンの上を乗りこえたりしてとても楽しかったです。次いく時はもうちょっと期間を長くしたいなと思いました。スタッフさんはみんな優しくてよかったです。3日間本当にありがとうございました。
<カレーショップ・メイ>大1女子 最初は少し緊張したが、とても充実したボランティア活動であった。私自身、元々、お客さんとしてよく来店していたが、今回のボランティアを通して、厨房やチラシ配り、配達などカレーショプ・メイの裏側を知ることができてとても面白かった。メンバーさんとの交流は、最初緊張してなかなか話すことができなかった。しかし、メンバーさんの方から話すきっかけをくれたおかげで色々と話すことができた。厨房での作業は、オーダーが入るととたんに忙しくなり少し大変だったが、メンバーさんやスタッフの方と協力することで焦ることなく品出しをすることができた。また、このことは、私自身、とてもやりがいを感じた。今回のボランティアを通して、メンバーさんは私たち以上に物の捉え方・感じ方が敏感で、人一倍回りのことを考えているから少し生き辛いと感じてしまうのではないだろうかと思った。なぜなら、メンバーさんと一緒に働いてみて、メンバーさんの多くが真面目で仕事が丁寧、そして、細かい所によく気がつく人が楽しんで働いているように感じたからだ。だからこそ、次回ボランティアをするとき、メンバーさん一人一人が何に対して敏感になっているのかを少しでも気づくことができれば、今回以上にメンバーさんとコミュニケーションをとることができると思った。さらに、今回の経験を生かして、人一倍何でもに敏感に感じてしまう人や生き辛さを感じている人の気持ちをくみとって、その人がその人らしく暮らしていける環境がつくれるように、大学で福祉のことをさらに学んで地域に貢献できるように頑張りたいと思った。また、今回は一日だけしかボランティアができなかったが、次回ボランティアをするときは三日間くらいしたいなと思う。
~子ども関係~
<東野川保育園 みんなの家>小4女子 午前、私は3・4・5才児のクラスでした。最初に優しくした子がずっと私について来たり、抱きついたり、甘えたりしたのが、とてもかわいかったです。お昼寝の時間、私は同じクラスで、子供達をとんとんして寝かしつけました。4,5人くらいとんとんして2人寝てくれました。でも私に甘えていた子は、他の子に私がとんとんしているのに嫉妬したようで、なかなか寝れなかったようです。子供達がお昼寝している間、母とアルコール消毒液でおもちゃを拭きました。においがきつくて大変でした。 午後は2才児のクラスでした。ここでもやっぱり、最初に優しくした子がさっきのようにくっついて、かまってほしいアピールをしました。人は最初に優しくしてくれた人や印象に残った人についていったり関わりたいと思うんだな、と思いました。遊んでいる最中は、さすがに2才児だと注意力がないのか、作った作品がすぐにこわれてしまうけど、そのうち集中してきてこわすものが少なくなりました。 この感想文では書ききれないけど、色々な発想や考え方を学べました。そして何より、ほめられたり、たよりにされたりするのがうれしいし、楽しかったです。また、このようなボランティアに参加します。
<三島保育園>中1女子 私は今年もみしま保育園のボランティアに参加していて今年も去年いた子供たちがいるかなと思っていました。数人去年たくさん遊んだ子供がいて思わず「成長したな。」と思いました。去年は4才だった子供がもう5才になっていて、4才とはぜんぜんちがかったです。 自分の事は自分でやったりしていてしっかり者になったなと思います。1日目は5才組でした。5才の子は人見知りが少なく、すぐに話しかけてくれたりしてすごくうれしかったです。2日目は3才組です。3才は人見知りする子もいたけれど、人見知りしない子の方が多かったです。3才はまだ自分の事を自分でやるのも難しいです。5才になったらどうなっているんだろうと楽しみです。3日目は3才です。2日連続3才のクラスを担当してすごくうれしかったです。最後のボランティアでは2才でした。まだオムツが取れていない子もいて、たくさん泣いていてまだ小さいなと感じました。 今回みしま保育園のボランティアを受けて見てたくさんの子供たちとの思い出がつくれました。他にも、私が小さい頃の先生が4人もいて久しぶりに会ってすごくうれしかったです。その4人とも私は小さい頃一番好きな先生でした。来年もまたぜひ、みしま保育園のボランティアに参加したいと思います。
<駒井保育園>高3女子 毎年夏ボラに参加し、今年で3度目になりました。今年は5歳児クラスに入りました。2年前に3歳児クラスで一緒に遊んだ子供たちが、今は5歳になり自分一人で出来る事が増えたり、まだ自分しか見えていなかったのが友達の事も考えられる様になっていたりと、子供達の成長を肌で感じる事ができ、とても感動しました。また、今年の夏は受験勉強がある為、ボランティアをするか悩みましたが、保育士を目指している上で、実際に保育園に行き、園での1日や保育士の仕事を近くで見て、体験できる機会は夏ボラにしかなく、とても貴重な経験となるので今年も参加しました。そして、子供たちの笑顔はもちろん、成長を近くで見られる喜び、楽しさを知り、改めて保育士という仕事に魅力を感じこの職業に就きたいと強く思いました。今は辛い勉強も夢の為に頑張ることができそうです。 最後に、毎年この夏ボラを企画して下さっているこまえくぼの皆さんに感謝致します。いつも暖かく丁寧に対応して頂き、何の不安もなく思いきりボランティアをすることができました。本当にありがとうございました。
<めぐみの森保育園>中1女子 今回のボランティア活動を通して、私は自分が保育園の方々や子供達にしたことよりも、もらったものの方が多かったかもしれない。緊張した初日でも優しく教えて下さった先生方への感謝は、伝えようにも伝えきれない。初対面でも「遊ぼう」と笑いかけてくれた子供達へのうれしさはあふれるほどだ。長いだろうと思っていた5日間は1日のようにアッという間に去っていった。 0~1才の子達は、まだ足もとや口調、指先等が安定していなかったため、言葉を簡単にしたり、音を交えたり、動作や表情で物事を伝えたりと、コミュニケーションに様々な工夫が必要だった。3~5才の子達は足もとや口調はもちろん、手も器用になり、全体的に安定してきていた。散歩や合唱なども増え、表情豊かになってきた。パズル、軽い縫物など指先のトレーニングが出てきて、本も読むようになっていた。今度は子供達と同じように楽しみ、共感することが中心だった。子供同士のもめ事もあった。その中でもやはりおもちゃや本のほとんどだった。どこでも公平にしなければいけないため、「このおもちゃはどう?」「もう一つあるよ」「順番こしようね」などと解決策を考えることも必要だった。子供達もそれに賛成してくれることが多かったので、園児の素直なところはとてもすてきだと思った。 今回このボランティアに参加して、めぐみの森保育園のみなさまからたくさんの素敵な物をいただいた。大切なことも教えてもらった。それは「子供は宝」だということ。繊細な小さな命は、いつか大きくなるための大切なものだ。この5日間で、こんなにも貴重ですばらしい体験をさせてもらってとても感謝している。
<東野川保育園みんなの家>中2女子 私は東野川保育園みんなの家という保育園でボランティアをさせて頂きました。保育園に通った事がなかったため、「どういう感じなのかな」という不安もありましたが、小さな子供が好きなので「楽しみだな」という楽しみな気持ちもありました。私は0才~2才のお子さんのクラスに行かせて頂きました。0才~2才というと、言葉は話せない、又は話すことはできるが長い文章は言えなかったり、たまに聞き取りづらくなってしまうという状態でしたが、元気、笑顔、明るさはとびぬけているなと感じました。朝、私が部屋に入ると初対面でどういう人かわからないにも関わらず、沢山のお子さんが話しかけてくれたり、おもちゃをもってきてくれたり、ニコっと笑顔でこっちを向いてくれたり、自己紹介をしてくれたりしました。私だったら初めての人ににこっまで積極的にコミュニケーションをとれないと思うので、すごいなと感じました。又、保育士の先生方は楽しませるための沢山の用意をしていることが分かりました。例えば、朝の会で歌う歌を分かりやすくするために、小道具を作ったり、沢山の種類の手遊びを覚えたり、お昼寝の時間にはおもちゃを全部除菌したり破れた絵本をテープで直したりなどです。今まで保育士のイメージというと、子供と遊ぶだけというイメージがあったのでこれを知ってとても驚きました。今回この保育園でボランティアをさせて頂いた事でお子さんのエネルギーを感じられたこと、保育士の先生方の沢山の準備やお子さんのことを第一に考えた行動を真近で見させて頂いたこと、そして私もほんの少しそれをお手伝いさせていただいたこと、などたくさんの物を得ることができ、参加して良かったと思います。来年もこの保育園でなくても他の場所でボランティアさせて頂きたいと思います。
<東野川保育園みんなの家>中2女子 私は、3、4、5歳のクラスに1日中いました。1番最初にそのクラスに行ったときは、とても緊張していて、自分から全く話すことが出来ず、とまどっていましたが、小さい子たちがたくさん私に話しかけてくれたので、とても接しやすかったです。そして、先生方も、優しく接してくださったので過ごしやすかったです。私は、3歳、4歳、5歳と分かれて水遊びに行っていたときに、ずっと室内で子供たちとつみ木をしたりして遊んでいました。目をはなしていたら、けんかをしてしまったりして大変でしたが、積極的に関わってくれたので、時間があっというまに過ぎていきました。 そして、私は、生まれて初めての給食をこの保育園でいただきました。量は、私にとって少し少なかったですが、栄養バランスがかたよっていないような感じで健康的で、とてもおいしかったです。ご飯を食べる時も、私をみんながさそってくれたので、とてもうれしかったです。 最後に私はあまり、私より小さい子と関わったことがなかったので、小さい子がどのようなことをするかが全く分からず、とまどいましたが、先生方や子供たちもとても優しく、楽しく充実した1日となりました。今まで持っていなかったものを保育園に行って得られた気がします。色々とありがとうございました。
<駒井保育園>大3女子 このたびは駒井保育園でボランティアをさせていただきありがとうございました。実習で今年の2月にお世話になり、成長している子供たちとまた関わりたいという思いがあり駒井保育園を希望させていただきました。子供たちはお姉さん、お兄さんの顔になっていたり、食事も上手にできるようになっていて成長を実感することができました。また、私の名前を覚えて呼んでくれる子や、積極的に私と関わろうとしてくれる子もいてとても嬉しかったです。 実習の時は緊張してばかりいましたが、今回のボランティアでは少し余裕をもって子供たちと関われた気がしています。先生方もこんな私を優しく受け入れてくださり、私が2月に実習に来たことを覚えていただいていて、とても嬉しかったと同時に駒井保育園でボランティアをすることができて良かったなと思いました。 今回ボランティア活動を終えて保育士になりたいという気持ちがより強くなり、勉強への意欲が湧きました。来年の夏休みも機会があれば、また駒井保育園でボランティアをさせていただきたいです。これから、ボランティアの経験を自分の中で強みにして頑張っていきます。本当にありがとうございました。
<藤塚保育園>中1女子 初めてボランティア活動をしてみて、とてもいい経験にはなったと思います。初めてだと何をどうすればいいのかも分からなくて、最初は大丈夫かな?と不安にもなったけれど、保育園の先生達はいろいろ私に教えてくれて、勉強にもなりました。また、保育園にいる子供達は、「お姉さん!」といって少し緊張気味な私に話しかけてくれて緊張がほぐれ、楽しく接することができました。それに私は小さい子がとても大好きだったので、今回の保育園のボランティアをやってみて、私も保育園で働いてみたいなと思いました。また、このような保育園のボランティア活動があったらやってみたいし、今回は弟が行っていた所なので何人か知っている先生などがいて話しやすかったけれど、他の保育園ではどうなのかが気になりました。 来年は職場体験もあるので保育園を選ぼうかなと思いました。
<駄倉保育園>中1女子 私は、今まで保育士の方は、毎日とてもかわいい子どもたちと会えて、とても楽しそうだなと思っていました。しかし、体験に行ってみると、私が予想していた仕事より、ずっと大変だということが分かりました。子どもたちは、いつも元気いっぱいで良いですが、先生たちは、その子どもたちのために、とてもがんばっていました。みんなが遊んでいる時には、遊び相手をしてあげていたり、数分たったら必ず、お茶を出してあげたり、それを飲み終わったら片づけていたり。そして、みんながお昼寝をしているときには、たくさん仕事をしていたり。本当に大変そうでした。私は、先生方の仕事を少しでも減らせるようにと、ボランティアとして、駄倉保育園へ行かせて頂きました。子どもたちは、とてもかわいくて、ずっとずっと遊んでいたかったです。でも、まだ小さな子どもたちのために、忙しそうな先生方のためも、私が出来る事を探しました。私はお役に立てたでしょうか。少しでも、役に立てたら良かったらと、思います。 実は、私は、保育士になりたいと思っていましたが、今回の体験で、たくさんの事を学ばないと、保育士になれないという事が分かりました。保育士のみなさんには、たくさんの大切な事を学ばせて頂きました。今回は、貴重な体験をありがとうございました。私は、これからも、小さな子どもたちが笑顔でいられるようにがんばります。先生方もこれからもがんばって下さい!!大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
<こどもの多摩里食堂>高1女子 普段、小学生と関わることがないので、今回の経験は、新鮮なものでした。 多摩里食堂に来てくれた小学生は、元気があり余っている子や静かな子など、色々な子がいましたが、明るくて優しい子ばかりでした。また、迎えてくださった方々も温かくて、安心して活動をさせていただくことができました。私は、1・2年生の算数の課題をサポ-トしました。人に教えるということもあまりないので自信がなかったのですが、私が出したヒントによって答えが導かれたときは、とても嬉しかったです。 教えるだけでなく、4年生の子に折り紙を教えてもらったりもしました。短い時間ではありましたが、とても楽しく、多くのことを吸収することができ、良かったです。
~国際関係~
<ESAアジア教育支援の会>中3女子 私は今回初めてボランティアに参加した。きっかけは今まで経験したことがなかった、ということと地域や身の回りに貢献したいと思ったからである。私は活動先に主にアジアの子どもに支援を行っているESAというところを選択した。昨年度の学校の授業でアフガニスタンの女性や子どもの状況についてや、アジアの貧困について学び、国際協力に興味があったからだ。ボランティアの活動では、まず支援先であるバングラデシュの子どもの様子についてのビデオを見て、勉強をしたくてもできない状況にあることを知った。ESAではその子たちのために学校の建設をしたり絵本を送る。私たちは日本の絵本に現地の言葉「ベンガル語」に訳したシールを貼る作業をした。貼っていくと次第にまるで外国の絵本のようになっていった。作業の前に本を楽しみにしている子ども達の映像を見ていたため、国際協力の素晴らしさを体感できた。その後はカレーのスパイス作りをして、国の文化も知ることができた。 日本から遠く離れているところへの支援だったけれど、お金では表せないような感謝の気持ちが子ども達から伝わってくるようだった。今回は子どもに向けてだったけれど、大人にも文字が読めるようになりたいけれど勉強する場所がない、と悩んでいる人が多くいるのではないか、と思った。そういう人たちにも今回携わった絵本などで勉強してくれていることを願いたい。私たちが少しずつでも教育支援をしていけば、きっと世の中は健康的にも文化的にも経済的にも良くなっていくだろう。街中でよく行われている募金や、学校や地域で集められているベルマーク、そういうところからでも間接的ではあるものの支援ができる。今後の自分の経験や考えたことをもとに、世界のために何ができるかを考え、行動していきたい。
<ESAアジア教育支援の会>高1女子 今までは、学校の取り組で多摩川のそうじをしたり、学校の落ち葉はきや桜の花びらはきをしたことしかなかったけど、今回初めて自分からボランティアを申し込みました。自分がやった取り組みが誰かの役に立っていると思うと、とても嬉しかったし、やりがいを感じました。2つめのボランティアの狛江フェスティバルは中止になってしまったけど、バングラデシュのボランティアに参加できて良かったと思いました。 来年もまた、色々なボランティアに参加してみたいと思います。私は、ボランティアに行った先で言われた、「ボランティアには自発的にという意味だから、宿題はない。」という言葉に感動しました。私が今までやってきたボランティアは、受験に役立つ、みんなが行っているから、少し強制的な部分があったからでした。今回も、元々は友達に誘われて、なんとなくついてくだけというかんじでしたが、その言葉を聞いて、宿題だから行くのではなく、誰かを助けたいから行くというのが正しいんだなと思いました。私も、この言葉を言ってくれた人たちのように、自発的に物事に取り組みたいと思いました。今回、たくさんのことを教えてくれてありがとうございました。とても楽しかったです。
<ESAアジア教育支援の会>高1女子 支援活動はユニセフ募金の他に何をしているのかはよくわからないし、小学生の頃は、ユニセフ募金のお金は本当は現地に届いているのかというほどに、全く知らないことの多い世界でした。だから、このボランティアは私にとって大きくて、大切な勉強になりました。 ボランティアの内容は簡単で、スパイスを作ったり、本にシールを貼ったり、荷物を送る時に必要な切手を貼る作業でした。簡単な作業だったけど、その分、シールを貼り間違えたら、その本を受け取った人は混乱するかもしれないし、そのまま覚えてしまうかもしれないという、責任を持ち続けなければなりませんでした。 切手貼りで使ったものはほとんどが寄付してくれているもので、色々な人の少しの支援のおかげで成り立っている所なんだろうなと思いました。切手を寄付したり、読まなくなった本でも、私たちが使わないものが支援につながる。 これからも、少しずつ支援をしていき、自分に誇りを持てるような生き方をしていこうと思います。
<ESAアジア教育支援の会>大1女子 スパイスの袋詰めと絵本作りなど、どれも非常に楽しかった。日頃出来ない作業であるため新鮮さがあるとともに、この作業がバングラデシュなどの子供達の手助けとなるためやりがいがあった。 また、昼休憩で行われたバングラデシュクイズは文化を知るだけでなく情勢を知ることができた。今までまったく知らなかったため、なぜこのボランティアが立ち上がったのか、なぜ支援をしているのかを初めて知ることができ、自分がいかに狭い視野で生きているかが分かった。今後色々な国の方と関わる機会があるので日本だけでなく世界にも目を向けていきたい。また支援活動を出来る範囲で行っていきたい。
~その他~
<岩戸地域福祉推進委員会>高1女子 まず、ボランティア先の方々がとても優しかったです。オロオロしていた私に優しく話しかけてくださり、すぐにリラックスすることができました。お茶飲み会では、参加者の方にお茶を出す手伝いをしました。みなさん「ありがとうね」と言ってくださり、とてもやりがいを感じました。また、歌の練習があり、そこでは私の知らなかった昔の歌をたくさん知ることができました。その歌が流行った頃の日本の状況なども、地域の方から教えていただきました。普段の生活では得ることのできない知識がたくさん得られました。 お茶飲み会の参加者はみんな近くに住む高齢者の方で、月に一度の会をとても楽しみにしていられるのを感じました。私の住む地域では、あまりそのような地域の行事をしていないので、お茶飲み会のような地域の方が集まる機会の大切さを感じました。
<野川地域福祉推進委員会>小6女子 去年も行きましたが、去年と同じく優しくしてくださいました。去年より慣れたせいか、あまり不安もなくできました。風船を膨らまして結ぶのも、慣れるまで教えてくださったりもしました。これをやって、あれをやってと、とてもくわしく仕事を説明してくださりありがたかったです。後、名前を覚えてもらえた時も、とても嬉しく、仕事を頑張ろうと思えました。帰る時も、また来年も来てねと言ってくださり、とてもうれしかったです。
<猪方・駒井地域推進委員会>高1女子 私は、ご高齢の方とお話することが多いので、このボランティアをさせていただきました。初めご挨拶したときから迎えてくださった方々が温かく接してくださいました。 活動する前は少し不安でしたが、沢山の方が話し掛けてくださったので、緊張がほぐれていきました。お茶をお出しするのは、何往復もしたので少し大変でしたが、その回数だけサロンにいらした方の笑顔を見ることができました。テーブルや椅子の準備・片付けなど、力仕事もありましたが、指示を下さったのでこなすことができました。 短い時間でしたが、多くの方から温かいお言葉を頂き、嬉しく思いました。