笑顔のひと

冨永真司さん

狛江市将棋愛好会 役員・将棋大会委員長
のびのび会 会員

緊急事態宣言下で、いつもと違うゴールデンウィークを過ごしていた5月始め。西野川の「のびのび公園」に、大きくて立派な鯉のぼりがあがりました。公園の裏手に住む、冨永真司さんによってあげられた鯉のぼりです。噂を聞きつけた近所の人たちが代わる代わるに訪れ、緊迫した日々のちょっとした箸休めのようなイベントになっていました。
冨永さんは、「のびのび公園」を管理する「のびのび会」の一員です。鯉のぼりをあげ始めたのは4年前。あるお宅の屋根裏に眠っていた50年ものの鯉のぼりを、「このままではもったいない。どこかに飾ってほしい」と頼まれたのがきっかけでした。鯉のぼりの大きさはおおよそ4mあり、空を舞うようにあげるには、背の高い木に登って、枝に紐を引っ掛ける必要があります。大人でも、思わず怯んでしまう高さです。けれども幼い頃、狛江の雑木林で木登りをして遊んでいた冨永さんはへっちゃら。脚立を使って、するするする―っと、
あっという間に登ってしまいます。
他にも、「のびのび公園」で約20年間続く冬のイルミネーション飾りや、障がい者のショートスティ施設で手が回らなくなった庭木の剪定など、近所の人が困った声が聞こえたら、すぐに一肌脱いでくれる冨永さん。「一人で大変ではないですか?」と聞くと、「農家で育って、昔から身体は丈夫だから」と、笑って答えてくださいました。
また休日は、「狛江市将棋愛好会」に欠かさず通い、将棋を習い始めた子ども達を熱心に指導する一面も。年3回の将棋大会を取り仕切る役員を務められており、どんな場面でも、その優しい人柄に厚い信頼が寄せられているようです。

アナログtwitter 令和3年成人式企画実行委員の皆さんに聞きました

「〇〇なら、もっと笑顔になれる」

・なんでもない日の積み重ねを!!(ゆータローさん)
・愛(きゅん)です(ウィル・スミスさん)
・安心して帰ってこれる地元(未央さん)
・美味しいお酒と枝豆があれば(小林聖幸さん)
・ほどよい距離感 まず健康!(くんぺいさん)
・心の繋がりが密ならコロナ禍でも笑顔になれる(咲紀さん)
・本気の自分へ(黒木さん)
・あいさつは魔法の力(びあんさん)
・元気に楽しくすごしたい!! コロナウイルス気にせずに行きたい!(ななみさん)
・健康第一!(しゅんすけさん)

市民活動 プラス1(PlusOne)情報

テーマ:感染症対策でできる工夫

「居場所づくり」や「イベント開催」のような人が集まる企画をしている市民活動団体は、マスク着用や換気など十分注意していると思います。ここでは、参加者が触る物についての感染症対策としてできることをご紹介します。
①やわらかい物、凸凹があるものなど消毒しにくいような備品に関しては消毒しやすい代用品を準備する。または使用しないことを決める。
②飲み物のカップなどは、洗浄の必要がないように紙カップなどを準備する。
(参考:東京都健康長寿医療センター研究所「通いの場×新型コロナウイルス対策ガイ
ド」第2版)

こんな工夫をしています

赤ちゃんとママがふら~と来てほっとできるような居場所「あかちゃんのわ」を開催している子育ての輪(代表・花岡さん)は、赤ちゃんが手に取ったり口にくわえたりするので、簡単に消毒できるおもちゃを作りました。材料はビニール袋やペットボトルキャップなので、使い捨てにしても大丈夫です。赤ちゃんは音のするものが大好き、ペットボトルキャップの中にお米を入れて、手に持って動かすと、シャカシャカ音が鳴ります。

おわりに

参加する人も運営する人もお互いに安心できる感染症対策、心がけていきましょう。

広報誌「こまえがお」テキスト版のご案内

広報誌「こまえがお」は、パソコン・タブレット・スマートフォンなどの読み上げ機能を使って読むことができるテキスト版を用意しています。読者の皆さん、ご自身の近くに視覚に障がいのある方がいらっしゃったら、こまえくぼ1234ホームページの情報誌・広報誌から「こまえがお」テキスト版が読めることを教えてください。元気で笑顔になれる
紙面を誰でも楽しめるために。「こまえがお」からのお知らせです。

編集後記

今号から広報部会に参加し、早速2つの記事を担当しています。狛江という小さな街で、たくさんの市民団体が活動していることを知り驚きました。これから取材を通して、皆さんと出逢えることを楽しみにしています!
(新メンバー 熊沢)

こまえくぼ1234より

ご意見・ご感想をお寄せください。広報部員も募集しています。
TEL 03-5761-5556

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