災害時には、ボランティア・市民活動が被災地・被災者にとって、とても大きな力となります。
災害時の支援というと、泥出しのような力作業や専門的な知識・スキルが必要なイメージがありますが、被災者の多種多様な困りごとに対応していくためには、それだけではなく、普段から地域で取り組んでいる様々な活動やつながりを災害時にも活かしていくことが求められています。
今回のプログラムでは、皆さんのいつもの活動やつながりを活かして、災害時にどのような支援ができるのか、地域で活動している多様な団体の皆さんと一緒に考えていきます。
※いずれのプログラムも、Zoomを利用してのオンラインでの参加となります。
<メイン・プログラム>
◎日時:2021年2月21日(日)13 時00分~17 時20分
平時は災害や被災者支援の取組みをされていない団体が、発災後、いつもの活動を活かしてできる支援は何か、
またどのような連携・協働が必要かを考えるプログラムです。パネルディスカッションでは、子ども支援の団
体、町会・自治会、生協、社会福祉協議会からそれぞれの役割を活かした連携事例を紹介。ワークショップで
は、東京湾北部地震の発災3か月後の避難生活が中長期化するなかでの連携・協働による支援活動を考えます。
◎プログラム(プログラムや時間は変更する場合があります)
・13:00~13:10 開会
○開会挨拶/オリエンテーション
・13:10~13:20 イントロダクション
○プログラム1(事前動画配信予定)について簡単に振り返ります。
・13:20~14:35 パネルディスカッション
○事例報告とクロストーク「いつもの取組みが災害時に役立つ・活きる!」
普段の取組みが災害時にどう活きるのか、また、過去の支援活動でどのような団体と連携したのか
事例をもとに意見交換を行います。
・14:35~14:55 休憩
※見学参加者はプログラム2終了後、見学参加者限定で意見交換を行い、
そこでプログラム終了となります。プログラム3の様子は、2月24日の「スピンオフ・プログラム」
にて報告いたします。
・14:55~16:55 ワークショップ
◯発災直後の被害想定を学び、イメージする
◯災害時に取り組める支援プログラムの確認
◯発災3か月後の各団体の支援活動・状況について共有
・16:55~17:20 振返り/閉会
○参加者の感想紹介/閉会挨拶
◎2月21日(日)メイン・プログラム への参加方法
ワークショップへの参加の有無により、2通りの参加方法があります。
<1> プレイヤー参加 【定員80名】
ワークショップに参加し、災害時、自分たちの団体でどんな支援活動ができるのか、ワークをとおして、具体的に検討していきます。主に、都内在住・在学・在勤の協同組合役職員・組合員/ボランティアグループ、NPO/各団体の青年会/大学ボランティアセンター/青年会議所/産業別・企業別労働組合/専門家団体 など
<2> 見学参加 【定員80名】
パネルディスカッションまで参加後、見学参加者の皆さんのみでグループに分かれて意見交換を行い、終了となります。ワークショップへの参加・見学はできません。主に、都内在住・在学・在勤の区市町村行政防災部局・ボランティア担当部局、NPO、NGO、都内ボランティア・市民活動センター、協同組合、青年会議所、産業別・企業別労働組合、専門家団体 等
また、関東圏域の協同組合、NPO・NGO、各団体の青年会、大学ボランティアセンター、青年会議所、産業別・企業別労働組合、各県・政令市の社協職員 など
<スピンオフ・プログラム>
◎日時:2021年2月24日(水)18時30分~20時30分
2月21日開催のメイン・プログラムの振り返りを行うとともに、支援活動時に気を付けなければいけない要配慮者の視点などについて学ぶプログラムです。2月21日に実施するメイン・プログラムの企画の種明かしも一部ご紹介します。
◎プログラム(プログラムや時間は変更することがあります)
・18:30~18:35 開会
○開会/オリエンテーション
・18:35~19:10 WS 解説・振り返り
○参加者からのコメント等をふまえて、ワークショップを振り返ります。
・19:10~19:50 話題提供
○話題提供(配慮が必要な方への支援などについて)
・19:50~20:25 意見交換
○意見交換
・20:25~20:30 閉会
○閉会/事務連絡等
◎2月24日(水) スピンオフ・プログラム への参加方法
どなたでも参加できます。【定員200名】
2月21日のメイン・プログラムにご参加されていない方もお申込みいただけます。
◎参加費 無料
◎申込み 下記URLよりお申込み下さい。(〆切 2 月10 日(水))
https://www.tvac.or.jp/2021renkeiws-tokyo.html
※プレイヤー参加者と見学参加者とも、申込後、事前課題(動画の視聴など)を送付いたします。21日の開催当日までに見てきて頂きますよう、お願いいたします。
<訓練に関する問合せ>
東京都災害ボランティアセンター・アクションプラン推進会議 事務局 TVAC 加納・色部・品田・神辺
TEL:03-3235-1171 FAX:03-3235-0050 MAIL:saigai@tvac.or.jp
◎ワークショップ企画メンバー 敬称略
ピースボート災害支援センター・(辛嶋友香里)/シャンティ国際ボランティア会・(渡邉珠人)/AAR・難民を助ける会・(生田目充、櫻井佑樹)/東京災害ボランティアネットワーク・(福田信章)/東京都生活協同組合連合会・(栗田克紀)/ちよだボランティアセンター(清水昌代)/ボランティア・市民活動センターたちかわ(小林伸匡)/連合東京(真島明美、蒔田純司)/東京都立大学・(市古太郎)/ADRA・Japan・(小出一博)/災害復興まちづくり支援機構・(田村裕美)/真如苑SeRV・(河野吉紀)<アドバイザー>ダイナックス都市環境研究所・(津賀高幸)/減災と男女共同参画研修推進センター(浅野幸子)
◎主催:東京都災害ボランティアセンターアクションプラン推進会議
ピースボート災害支援センター/シャンティ国際ボランティア会/連合東京/災害ボランティア活動支援プロジェクト会議/真如苑SeRV/ADRA・Japan/全国災害ボランティア支援団体ネットワーク/国際協力NGO センター(JANIC)/ジャパン・プラットフォーム/東京災害ボランティアネットワーク/東京都生活協同組合連合会/日本青年会議所関東地区東京ブロック協議会/東社協区市町村社会福祉協議会部会/東京ボランティア・市民活動センター
本事業は東京都共同募金会の助成を受けて実施します。