以下を目的に、2月16日、2月23日の2回にわたり、あいとぴあセンターで福祉講座を開催しました。
(1)街角などで、気軽に声をかけられるようになってもらう。
(2)視覚障がい者が見えないがゆえに困っていることについて知ってもらう。
(3)講座終了後に、ボラティア活動に繋げる。
2日間の参加者は、一般が延べ15名、スタッフも延べ15名でした。
1日目は。。。
- 福祉講座を始めた理由についての説明
- 狛江視覚障害者の会についての説明
- 視覚障がいについての概要
- 視覚障がい者への声掛けロールプレイ
- 視覚障がいの方々との交流会
2日目は。。。
- アイマスクと誘導体験
当日は雨天のため、主にあいとぴあセンター館内で実施しました。
(3階ボランティア室⇒エレベーターにて地下1階⇒西河原公園側道⇒地下自転車置き場通路⇒地下1階から1階までの上り階段⇒エレベーターで3階⇒エレベーターホール)
アイマスクをする人と誘導をする人の役割を交代したり、自動販売機での買い方、触図の説明をしました。 - 視覚障がいの方との交流会
便利な日常生活品の紹介。
サークル(オレンジエコー、オレンジボール、おしゃべりサロン)の紹介。
今回は民生委員・郵便局職員・聴覚障がい者支援関係ボランティア・視覚障がい者支援関係ボランティアの方々の参加がありました。交流会では様々な立場からの情報発信もあり、視覚障がい者も知らなかった郵便支援サービスを知ることができたり、視覚障がい者の避難所見学のニーズへの実現可能性についての意見が上がったり、身近な情報を知るための回覧板を視覚障がい者は見ることができないという現実も知ることができました。
また、視覚障害者の会への支援などに興味を示したり、狛江市で視覚障がい者のガイドヘルパー講座があるということを知り、受講したいという参加者もいました。
★参加者からの【ご意見】【ご感想】【ご質問】
- 視覚障がいの方のご意見が聞けてとても良かった。
- 視覚障がい者の為のボランティアに係わりながら知らないことが多かったです。今日は短時間ながらもポイントを学べて本当に良かったです。街中で声を掛ける勇気をいただきました。
- 横断歩道に音響の押しボタンが少ないと感じています。あいとぴあの前だけでなく、せめて駅からあいとぴあに来る道には付けていただけたら有難いと思います。
- 大変参考になり、地域で情報交換できたらと思います。
- 大変勉強になる講座でした。
- 視覚障がい者に出会うことがないため、日常生活の中での点字や案内を教えていただきよかったです。もっと皆さんに知っていただければと思います。
- 実際に腕を握ってもらったり、白杖を持ってみたりして、座学だけでは分からないことを体験できた。
- アイマスクと誘導体験ができて良かった。座学だけでは分からない事が実際体験することによってよく分かった。30分では少し短いように感じた。(もう少し時間をかけて体験したかった)
- 次回も楽しみにしています。
★参加者からの【知りたいこと】【やってほしいこと】
- 盲導犬についてお聞きしたかった。
- 今後、聴覚障がい者とのコミュニケーションの取り方等についても学んでいきたいと思いました。
- 見えない方の便利グッズを紹介して欲しいです。
- アイマスク等で体験してみたい。
以上は、2日めに実施致しました。
以下は、次回以降で取り入れていきます。
- 視覚障がい者のガイドヘルパー講座が狛江に出来たことを知り(以前なかったので)時間の都合がつけば参加したいと思っています。
- 知りたいことがわかりました。
- 生まれつき目の悪い方や失明してからの時間が長い方と、目が見えなくなって日の浅い方への対応は、同じでもいいのでしょうか。
- ガイドヘルパーの利用状況、利用方法など知りたかった。