【活】狛江の語り部 雨水貯留池の見学会

2019年9月11日(水)の午後、体験学習部会の「狛江の語り部」活動のメンバーで「野川処理区下流部雨水貯留池」を見学してきました。「狛江の語り部」では、現在、多摩川決壊の経験を地域の防災・治水に活かす啓発活動の取り組みを始めたところです。今回は、メンバーの方から「野川処理区下流部雨水貯留池」見学のご要望があり、東京都下水道局流域下水道本部の職員の方々にご協力いただき、施設見学をさせていただくことができました。

狛江市を含む都内大半の下水道は、合流式下水道(汚水と雨水を1本の管で流す)、ある程度の雨が降ると、汚水混じりの雨水が野川へ放流されます。この放流回数を減らし、野川の水質環境を改善するために地下には25mプール約70杯分の雨水を貯留できる施設を建設したとのことでした。当日は貯留池の内部までは入ることができませんでしたが、入り口付近で臭いをかがせていただきました。「うっ・・」この刺激臭は、脱臭装置を通過した後には無臭になっていました。一旦溜めた雨水は水再生センターで処理され放流していますが、脱臭対策も重要であることを実感しました。地下5階のポンプ室や地上の管理棟も見学させていただきました。