こまえくぼ1234広報誌「こまえがお」6号(テキスト版) 3ページめ

Komae Global Friends(コマエ グローバル フレンズ)「狛江らしく、自分らしく」

みんなが主役 みんながリーダー

私がKGFを立ち上げたきっかけは、多文化社会といわれるカナダでの生活でした。
私のような外国人の文化を尊重してくれるカナダの社会や人々に感銘を受けたことで、互いの文化や個性を大切にするコミュニティの重要性に気づきました。カナダから帰国後すぐに、互いの文化やスキルを尊重しあい、積極的に活動に活かしていけるような
コミュニティを作ろうと決意しました。そしてその拠点は、私を育ててくれた「狛江」にしたいと思っていました。何も分からずに「こまえくぼ」に相談したところ、細かなサポートを頂き、昨年11月にKGFを発足させることができました。今では活動も軌道に乗り、9か国30名ほどのメンバーが毎月代わる代わるリーダーになり、世界の料理教室や映画会、ピクニックなど皆が自分らしく生き生きと活動しています。
いつからでも、どなたでも大歓迎です。狛江に住む世界の仲間と、お互いの好きなことをシェアし合いませんか?
We respect any kiind of your creative culture-based ideas. We wait for YOU to join and make global friends with us! We do events on a monthly basis.
(代表 飯田 友希さん)

新たな試み 公民館子どもの居場所事業&ごはんと居場所連絡会

こんな協働あってもいいな

今年の夏、公民館で夏休みの《子どもの居場所事業》が実施されました。これは、単に子どもに公民館を開放するのではなく、学習支援や食の提供を行う居場所を作るという公民館の新たな企画でした。この意図を受けて、「こまえくぼ」が、「ごはんと居場所連絡会(※)」と「NPO法人フードバンク狛江」をマッチング。
連絡会では「公民館からの突然な話で戸惑いがあった。でも初めてのことなので興味を持った。説明をもう少し聞きたいと思った。」
公民館と団体が会議を重ね、単なる協力ではなくそれぞれが主体性を持つ「協働事業」となり、お互いの運営方法を尊重し実施しました。「やっぱり、周知期間が短く子どもが少なかった。他にも反省点が幾つか出された。」「今後この事業の広がりや継続性への期待を持った。公民館とのつながりができたことがよかった。」公民館から「学習支援(狛江学習サポートプロジェクト)でも同様な声が聞かれた。」行政でも団体でも個人でも、積極的に呼びかけ、様々な形の協働事業を行うことが、市民活動の活性化につながります。「こまえくぼ」のマッチングやコーディネート機能を活用して、活動の場、幅を広げましょう。
※「こどもの多摩里食堂」「みんなの居場所実行委員会」「月末食堂」「ごはん+居場所・おかえり」の4団体で構成

気になるココ KOMAE

元和泉2・3丁目町会防災倉庫

都道に面した公園に、「元和泉2・3丁目町会防災倉庫」があります。
「元和泉2・3丁目町会は、平成24年に防災・防犯に力点を置いて発足しました。
倉庫は、町会が企画し、市に公園の土地借用を交渉、町会費で設置しました。」と町会長の児崎豊満さん。明るく頼もしい2代目会長です。
「町会は防災・防犯のため、掲示板設置やパトロール、町会便り発行など様々な活動をしています。また総会の前には会員から要望を聞き、市役所へ足を運び、地域の問題の解消に取り組んでいます。役員だけの上滑りの活動にならないように、今後、会員全員が参加できて、活動がもりあがる仕組み作りをしたいと考えています。」

あなたのやりたいこと『この指とまれ!』で発信しませんか?

自分や人とのつながりを取り戻す

カウンセラーとして人の話を聴いたり、ワークショップを開催していて思うのは、もっとみんなが気軽に集まれて、問題を解決することにフォーカスするのではなく、お互いの小さなモヤモヤを聴きあう場があればいいのになということ。
批評や判断、アドバイスなしにお互いの話を聴きあい、心の平和、自分や人とのつながりを取り戻す。そんな共感的に聴く練習に興味のある方、新しい学びやスキルに挑戦したい方、一緒に始めませんか?
(吉田 尚子)mail naokoyoshida@fusgallery.com

ステキなおみせ み~つけた♪

富の湯 人が集い、つながるお店「富の湯」

「狛江団地が出来ると聞いた先代が初めて、52年になります。」と「富の湯」奥様の冨永容子さん。「開店時間からはご年配、夕方~夜はお子様連れ、夜遅くからは仕事帰りの方と幅広い年齢層に利用して頂きます。最近、自宅のお風呂は湯船が高すぎてまたげないというご高齢の方の声も聞きます。やっとの思いで歩いて来られてロビーでひと息つく方もおられますし、涼みながら本を読み聞かせされるお子様連れのお客様もいます。
交流の場となっていて「帰りに今日は〇〇でビールが半額だから行ってみよう」とお風呂に入ってからのお楽しみもあるようです。」
常連さんのお話を聞いてみましょう。結婚後から通う齋藤京子さんは「家から近いし、お風呂が大きいから湯冷めしないわよ。お風呂仲間が出来て、いろんな方とお喋りするのが楽しいの。内風呂はあっても、高齢で沸かすのもお掃除も大変、ここはみんな優しいからと通ってくる方もいますよ。」新井茂さんは「顔見知りと涼みながら二言、三言話をします。日曜の朝風呂も日替わりの露天風呂も楽しみです。」石崎守さんは、内風呂が壊れて新たに設置するよりはと、銭湯へ通うようになりました。「顔見知りになって、暑い寒いの話をする程度だけど、私のようにゆっくり入る人、カラスの行水のような人もいるので見ていると面白いよ。」お友達にサウナは美肌にいいと誘われた茂原裕子さん。「お風呂に入れてあげた小さな子が大学生になっても変わらず家族と一緒に来ている光景に時の経過を感じますが、話も弾みます。」皆さん、お風呂で身体も心も温まりますね!

富の湯
西野川4丁目5番14号
電話 03-3488-2272
定休日:月曜日
営業時間:14:00~24:00
(日曜日のみ8:00~12:00 朝湯もあり)

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