特集 YOUは何しに狛江市へ? 狛江の魅力を再発見
Youは何しに狛江市へ?進学?就職?結婚?はたまた、狛江に来たきっかけは様々で、「狛江に来るまで狛江のことは・・・」そんな声もちらほら聞こえます。日本で2番目に小さなコンパクトシティ 狛江。羽田空港にすっぽりはいっちゃうぞ 狛江。市の南側を流れる多摩川には、「五本松」「いかだレース」、ときどき「花火大会」などなど。
地元の人だけ、住んでみた人だけが知ってる魅力がいっぱいの狛江。都心に近いのに静か。坂が少ないっていいね!暮らしてみて、人と人のつながりが好き!いつの間にか狛江が好き!狛江に来てくれてありがとう。選んでくれてありがとう。
そんな、狛江に集まった人たちにインタビュー!
「主催者も楽しむ」がモットー 厚東 進太郎さん
13年前に大阪から上京し、梅ヶ丘で4年間住み、間取りの広さを求めて当時、名前も知らなかった、同じ小田急沿線の狛江へ来ました。住んでみると多摩川と緑豊かな狛江に魅せられ、また、都心へのアクセスや子育てのしやすさ、ぎりぎり東京都(笑)・・・という理由から市内にマンション(グランドメゾン狛江)を購入。
マンション内の友人に勧められて、マンション自治会副会長を経て、会長に。1対1の対話で住民の本音に耳を傾けながら、「主催者も楽しむ」をモットーに、サークル活動や夏祭り、クリスマス会などのイベントを盛り上げています。自治会長になって、「ネイバーフッド(地域)コミュニティ」の大切さを実感しています。今はコンパクトな街狛江が日本で一番暮らしやすい街のモデルになれればと、日々考え活動することが楽しいです。
「水辺の楽校」に携わって 増川 邦弘さん
徳島出身の私は、子供の頃は吉野川で遊び、今は多摩川で、さらに川遊びを楽しんでいます。狛江に越して11年、学び遊べる「水辺の楽校」を知ったのをきっかけにスタッフになりました。生まれた頃から一緒に参加してきた息子も、もう小学3年生です。
毎週日曜午前10時から、家族連れなど20名ほどで、子供たちの環境学習や遊び場作りのために、水辺に道や橋を作り、お気に入りの気を育て、魚の生態などの観察をしています。
シマドジョウ、モクズガニなど、想像以上に様々な生き物が棲んでいるのに驚きます。その魅力に取りつかれ、市外から参加されるご家族の姿もあります。
皆さんも自然を求めて遠くへ行くより、身近で豊かな自然に触れあえる多摩川に足を運んではいかがでしょうか。
子育てとお財布に優しい街 諸根 祐子さん
結婚を機に、実家に近い沿線の喜多見に引っ越しましたが、区内というだけで物価が高く転居しました。狛江市内の高校に通学していた事や同窓生が多くいた事もあり狛江を選びました。駅からの距離よりも、周辺の環境を重視しました。
小学校、スーパー、ホームセンターも近く、何より「とんぼ池(前原)公園」があることで、子育てのしやすさを感じています。子供が小さい頃は、児童館でママ友と病院などの情報が共有でき、安心して生活できました。狛江は地域が狭い分、人と人とのつながりを感じています。また、周辺の二子玉川や吉祥寺にも、気軽に洋服などを買いに行けるのも便利です。
欲を言えば、ボール遊びができる広場がほしいのと、子供連れで行ける飲食店が増えると、もっと素敵な街になると思います。
仲間がいるから・・・ 原川 香里さん
主人の仕事に合わせ、10年前に狛江へ。田舎育ちの私は、緑が多く空が広い多摩川がお気に入りです。コンパクトな狛江は、市内全域の雰囲気がつかめ、特にママ友との行き来のしやすさがいいです!
自主保育に興味が芽生え、息子が1歳の頃に「狛江おひさまの会」に入会。主な活動場所は、大自然の多摩川河川敷。親同士が交代で保育当番になり、多少の怪我や喧嘩も必要な経験と考えています。お昼ご飯を食べるタイミングもそれぞれで、自主性を大切にして、たくましく成長していく姿に感銘を受けます。
こうした親子で充実した日々を過ごせるのは、狛江で巡り合った「かけがえのない仲間」の存在です。
家族の成長を一緒に見守ってくれる「仲間」に深く感謝しています。
多摩川に行くのが日課 中山 レイチェルさん
アメリカ留学中の主人と知り合い、結婚を機に来日。主人の実家と都内へのアクセス、緑の多さを考慮して14年前に狛江へ来ました。
大好きな多摩川でランニングとウォーキングをするのが日課で、散歩をしながらママ友とのおしゃべりを楽しんでいます。また、4人の子供と「水辺の楽校」にも参加しています。多摩川の空はアメリカの故郷にどこか似て、特に朝日が昇る情景がとてもステキです。
私の両親は、狛江市民まつりが大好きで、毎年来日して鮎の塩焼きや樽酒を堪能しています。
昨年、200人が参加した駒井町会の異文化交流会で、ウエスタン音楽に乗せラインダンスを披露して、皆と一緒に踊り大好評でした。
文化が違っていても、コミュニケーションを取ればちゃんと分かり合えると思っています。
いつか子供たちに英会話を教えるボランティアをしてみたいです。
息子の近くに・・・ 葛西 レツさん
息子夫婦の近くにと狛江に越して15年、自分のふるさとに似て、のどかな雰囲気が好きになりました。
日課のウォーキングでは、野川沿いの桜や珍しいカワセミと出会い季節を感じ、万葉歌碑などの史跡を巡って思いを馳せ、時には美味しい地場野菜を路地で買っています。道すがら出会った方に少しでも楽しく過ごして欲しいと積極的に挨拶をしています。お友達も増えました。料理教室や音楽イベントは“広報こまえ”でチェック!喜んで参加しています。
この4月から「住民主体の介護予防に役立つ体操グループ“えがおいきいき”」の活動を始めました。毎週水曜に体操をしながら楽しくおしゃべりもして、皆さんが元気で前向きになれるよう心掛けています。
一緒に爽やかな汗を流してみませんか。
狛江が故郷! 冨永 豊さん
40年ほど前、貴重な伝統芸能のお囃子を伝え残したいと「小足立ばやし保存会」に参加しました。口伝伝承のため、譜面は全て頭に入れなければいけないこと、いつも皆で呼吸を合わせて練習することなど、苦労はありましたが苦楽を共にした「仲間」と一つの音律を奏でた時の楽しさ、踊りと和合する時間は格別です。かわいい子どもたちの踊りも、皆を和ませています。
市内には子どもの頃にお囃子をやっていた人も結構いるんです。いつでも戻って来てまた一緒に、盛り上げていきたいです。もちろん初めての方も大歓迎!
田舎だった狛江も、嬉しいことに人口の増加で賑やかになりましたが、昔と変わらず市内の神社の境内には、毎週のようにお囃子を練習する楽しげな音色も響いています。ぜひ、覗いてみて下さい!
狛江はこんないいところ!
「小田急線で都内に」、「もっと広い間取りへ」など、「狛江」を知らずに飛び込んで来たYou達。でも、暮してみて「自然の豊かさ」に魅せられ癒されている様。また、コンパクトな街だから人と人との距離が近くて「温かな人達が多い」とか、「安心できる仲間がいる」など。
狛江にずっといる私達の故郷「狛江」を、「好き」から「大好き」に変えてくれた、そんなYou達に出会えました。