9月24日(日)秋晴れの空の下、中和泉・西和泉の地域で実施した「学ぼう@こまえくぼ 防災まちあるき」。
いつも見慣れている自分たちのまちを「防災」の視点で見ながら歩きます。災害時に利用できる設備や場所にはどんなものがあるのかを知るだけでなく、地域の人と顔の見える関係づくりにもなりました。
根川地区センターでは、講師である一般社団法人災害サポート東京の福田信章さんに防災まち歩きの概要について教えていただきました。その後、4つのコースに分かれて出発、それぞれ避難所となる和泉小学校と西和泉体育館を通りデイサービスセンターなごやか狛江までの約1時間のルートです。
和泉小学校を通るルートは、
六郷排水樋管・和泉小学校・伊豆見神社・消防団第一分団器具置場・障がいグループホーム・地域の居場所「杉の子」などのスポット
西和泉体育館を通るルートは、
六郷排水樋管・土のうステーション・多摩川住宅集合場所・シルバー相談室こまほっと多摩川住宅~消防団第一分団~地域の居場所「杉の子」などのスポットを巡りました。
途中で、普段あまり気にしない道端の消火器や消火栓の黄色い印なども「意外と多い」ことに気づいたり、公衆電話や自動販売機なども災害時に役立つものであることも分かりました。
避難所となる小学校や体育館では防災倉庫の中をのぞいたり、消防団第一分団器具置場では消防車を見せてもらったりしました。また、「こまほっと多摩川住宅」や「杉の子」という地域にある居場所に初めて訪れた方もいました。
ゴールとなったデイサービスセンターなごやか狛江
到着した後は、歩いてきた道のりを振り返り、災害の時に役に立つ場所やモノだけでなく、ずっと残していきたい良いところなども意見を出しあいました。
終了後のアンケートでも、「いろいろな発見や気づきがあった」「地域の方と知り合えてよかった」「地域や防災のことを知る良い機会になった」などの感想をいただきました。
今回のまち歩きは、狛江市安心安全課、狛江消防署、狛江青年会議所、民生委員児童委員協議会、中和泉町会、中和泉5丁目町会、東京ボランティア・市民活動センター、福祉のまちづくり委員会(和泉手つなぎ会)とたくさんの方々にもご協力いただいて実施することができました。シルバー相談室こまほっと多摩川住宅とデイサービスセンターなごやか狛江は閉館日にもかかわらず協力していただきました。
皆様ありがとうございました。
誰にも共通して起こる災害を考えることで地域のつながりづくりができるように、少しずつ実施エリアを変えて市内全域で防災まち歩きができたらと思います。