団体紹介
★緑つながる まちをつくろう
緑ワーキング 代表 池座 俊子さん
野川や多摩川にほど近く、塚や樹林地、農地の残る狛江の風景が大好き!いつまでも残したいという気持ちから緑ワーキングに参加しました。2013年から花と緑の美しい5月に、市内を歩きながら市民の皆さんが心を込めて手入れしている道沿いガーデンやお庭の見学会を実施しています。道沿いガーデンは、まちの景観を高めるだけでなく、地震で倒壊する恐れのあるブロック塀を生垣に替えることによって、安心安全につながります。自宅の窓辺やベランダ等にプランターを置いたり、駐車場の一部や道沿いの30cmの奥行を利用して緑化するだけで美しい街並み造りの効果があります。毎年、年明けから2時間で散策できる候補地を15か所位あげ、事前交渉を行って準備をしています。当日は、お花の手入れ等について話しをして市民交流も生まれています。今までに130か所訪問しました。資料が膨大で大変ですが、これまでの農地、樹林地、生垣などの調査も生かして、散歩道の提案をホームページに載せたいと、メンバーで取り組んでいます。今後は、貴重な樹林地や農地をいつまでも後世へひきつぐための活動に取り組んでいきたいと思っています。
緑ワーキンググループは狛江市環境基本計画に定められた目標の達成に向けた取組みを市民協働により推進するために設置されたグループで、狛江市の緑を多くの人に知ってもらい、未来につなぐための活動を行っています。緑に関心がある方が集まり、現地視察などを重ねながら活発に活動されています。
(狛江市環境係長 森)
★花のまちをみんなでつくろう
狛江市町会・自治会連合会 会長 佐藤 英一さん
私達連合会は、2019年の狛江市総合防災訓練で、各避難所に於いて2020鉢の花を配布しました。訓練の参加者を増やすと共に、狛江のまちに花を植え美しく安全なまちをつくることを目的に活動しています。いよいよオリンピック・パラリンピックも始まります。狛江に来た人たちに、まちが綺麗で人が優しいと言って貰える様なまちづくりを目指しています。綺麗なまちは犯罪が激減する効果も出ています。この花鉢配布は連合会として、東京都の助成金を活用して3年目になります。道沿いやご自宅に花を植えて、綺麗で安心安全なまちをみんなで作りましょう。
2016年2月に町会・自治会連合会が発足しました。各町会・自治会の課題等を出し合い、単位町会では解決しない問題も行政へ要望を出せるのではとの思いから連合の発足に至りました。連合町会だからできることとして、他の町会と情報の共有ができ、各町会・自治会から意見を聞き行政に伝えるパイプ役にもなっています。現在、町会・自治会は30団体ほどあり連合への加盟は17団体です。「いちばん身近な地域の助けあい」組織である町会・自治会同士が協力し、より良いまちにしていきましょう。
各町会・自治会長の方々は、日ごろから会員の方が抱える地域の困りごとや悩みごと等の問題について相談を受けています。そのような問題に、町会・自治会連合会を通じて各会長間または市と情報共有をし、着実な解決に向けて取り組んでおられます。
(狛江市コミュニティ文化係長 小嶋)
気になるココKOMAE
ポニー(ハニーとミント)
“あれ?狛江でポニーが散歩?”そんな場面に出会ったことはありませんか?
とみながブルーベリー農園周辺を毎日2頭のポニーが歩いています。
名前はハニー(北海道出身10歳、タンポポが好き)とミント(静岡県出身5歳、ゴロゴロと寝転がるのが大好き)、2頭とも女の子です。お世話しているのは、児童発達支援及び放課後等デイサービスを運営しているNPO法人福祉ネット「ナナの家」です。障がいの有無にかかわらず参加者が交流しながら楽しめる多摩川乗馬会を20年間続けています。回を重ねるにつれて、子ども達に継続して動物の命と向き合う機会、そして触れ合うことができないか?という思いが強くなっていき、2019年4月にハニーとミントがナナの家に仲間入りしました。子ども達のお仕事は沢山!えさやり、馬小屋の掃除、散歩準備、放牧、ブラッシング、ボロキャッチ(散歩中の糞を袋でキャッチ!)等々。
木材店で不要になったおがくずは再利用してポニーたちのベッドになります。お散歩中に顔なじみもでき、ポニーを通して交流も生まれます。
“ポニーのお世話をする中で、「ぼく、あいさつができるようになった!」そんな子ども達のつぶやきで、成長したなあと心を打たれるんです”と嬉しそうに話す副理事長の皆河 梓さん。現在、小さな小屋で生活をしているポニーたち。本来臆病な性格のポニーが運動する場所に行くまでに横断歩道を2つ渡らねばなりません。ナナの家では、ポニーのストレス軽減のためにも、安全に生活できる場所を探しています。皆さんも、ハニーとミントに出会って、心の安らぎと癒しを感じてみませんか?
ステキなおみせ みーつけた
カレーショップ・メイ
今回は、カレーショップ・メイ(就労支援事業所)の紹介です。
ワンコインでカレーが食べられます。ライスはS・M・L・2Lと4つの量を選べます「残したらもったいない」として。ワークイン野川(精神障がい者作業所)で、新宿の有名店からカレーの作り方を学びました。ワークイン野川はすでに閉所していますが、そのワザを伝承し、香料等の量や加熱時間を計り作ります。地元の野菜も加えてお出ししているそうです。お気軽に一度食べに行ってみては!そう、メンバーのみんなは、恥ずかしがり屋で人と接するのが苦手ですが、一生懸命作り緊張して注文も取っていました。皆様を一生懸命おもてなししてくれますよ。「お客様がたくさん来ると大変ですけれど充実している。」と取材に答えてくれました。
メニューなどの紹介チラシもメンバーで作っています。チキン・キーマ・豆カレーに加え、親子でも一緒に食べられるハヤシライス、オムレツもあります。飲み物は、コーヒー・紅茶などに加え おすすめはジンジャーミルクティーとチャイです。そして店内の一部をギャラリーとして無料で貸し出し(期間等条件あり)しています。また、テーブルを合わせ会議(打合せ)や教室としても利用可能ですよ。
カレーショップ・メイ(NPO狛江さつき会)
場所:和泉多摩川駅東口徒歩0分
営業時間:11:30~15:00 定休日:火・日・祝日
電話:03-3480-3468
『一人ひとりの障がいを尊重しながら、就労を目指している方、仕事をしながら生活のリズムを整える方、働きながら仲間を作りたい方が集まり運営しています。』