こまえくぼ1234広報誌「こまえがお」6号(テキスト版) 1ページめ

市民活動の力になりたい お悩み・質問ありませんか?

「こまえくぼ」が開館して3年目になり、「こまえがお」も第6号の発行を迎えました。
「こまえくぼ」には、市民活動団体や個人を含め、これまで延べ1万人以上の方にご来館いただいています。活動をしていると悩みや課題にぶつかることもあり、活動を始めたいときには、期待と同時に不安もありますよね。「ちょっと誰かに聞いてみたい。」
小さなことでも大丈夫です。「こまえくぼ」に話しに来てください。
また、市民活動団体の運営に関する専門家を招いて専門相談会を定期開催しています。
7月に1回目の専門相談会を行いました。相談の一部と「こまえくぼ」が行うサポート内容をご紹介します。

<吉田尚子さん>
仕事の経験を地域で活かしたい。活動を始めるには何をしたら良いでしょうか?

<講師のアドバイス>
地域センターなどで活動してみると良いでしょう。そのためには、団体登録が必要です。まずはグループになりましょう。グループは3名以上がおすすめです。

<こまえ派遣村・岡村透純さん>
生活困窮者の支援を行っていますが収入は楽市の売り上げのみ。運営を安定させるために法人化を考えています。

<講師のアドバイス>
NPO法人や一般社団法人がありますが、その前に、寄付金を募る努力や助成金に挑戦してみてはどうでしょう。賛同者を集めるには、団体のことを外に伝えられることが大切です。

こんなお悩みに…こまえくぼがサポートします

思いを広める

ボランティア活動者の35%は、「人から直接聞いて」活動に参加しています(都民調査より)。口コミは地道ですが、参加のきっかけとしては効果的です。「こまえくぼ」職員は、日頃からたくさんの方とお話ししています。会う方々へ、団体の思いを伝えていきます。

イベントを開催して、知ってもらう

「こまえくぼ」と共催で、フリースペースでイベントを行うことができます。周知協力や必要備品の貸し出しをします。進め方などもご相談にのります。

助成金を申請する

テーマや目的など、活動にあった助成金を見つけましょう。
「こまえくぼ」では、助成金の情報を提供し、探し方や申請書の書き方についてアドバイスを行います。団体の活動目的や課題を見つめ直し、伝え方を考える機会にもなります。

情報を発信する

「こまえくぼ」のホームページやボランティア・市民活動情報「えくぼ」(月1回発行)に団体の情報を掲載しています。イベント情報やメンバー募集などの情報発信に利用してください。

みんなのひとこと

「夏ボラ」に参加して

「こまえくぼ」では、7~9月に「夏!体験ボランティア2018(夏ボラ)」を
実施しました。ボランティア活動を体験し、今まで知らなかった活動や人々と出会える
プログラムです。今年は、51の活動に延べ152名のボランティアが参加しました。
活動後の振り返り会に参加した皆さんの感想をお届けします。

  • 誰かの役に立つことができて良かったです。(高校1年生)
  • ボランティアをすることで自分に自信がつきました。(高校1年生)
  • 自分でも知らなかった自分のこと、自分で行動し経験する重要性など、多くを見つけ学ぶことができました。(高校1年生)
  • おじいさんとおばあさんと関われてよかった。(小学6年生)
  • 自分より、小さな子と遊んだり、ふれあうことができてよかったです。
    (小学6年生)
  • 老人ホームは耳の遠い人やいろんな人がいます。工夫して話しました。(小学4年生)
  • お子さんとふれ合ったり、保育士の先生の活動を間近で見ることができ、よかったです。
    (中学2年生)

振り返り会で初対面でも「一言では語れない!」と話が尽きません。
この経験が、夏ボラ参加者皆さんの財産になりますように。
感想は、こまえくぼHPにも掲載しています。

こまえくぼ1234 運営委員さん リレートーク わたしの狛江

小川 三男さん(公募委員)

私は、狛江市立小中学校を卒業し、その後高校生より市外で学び、市外で就職し狛江には寝に帰る生活でした。今は退職し、ようやく狛江市内で生活をしています。妻が時折親の介護で四国へ行き、その間スーパーで買い物をし調理・掃除・洗濯をしています。こんな私ですが、自分自身の思いで行動できる時間ができ、この町(狛江)で生活している方々とコミュニケーションを持ち、市民活動に目覚めたく、「こまえくぼ」にはじめの一歩を踏み出したものです。

荻野 修さん(狛江市民生委員 児童委員協議会)

北多摩郡狛江町から53年住んで家と職場を定年まで行き来し、妻に全ておまかせの人生です。退職後、地域に貢献したいと思い、町会の安心パトロールに参加、また障がい者の送迎のボランティアと民生・児童委員として他楽(ハタラク)をモットーに継続中です。「こまえくぼ」を利用して多くの人に自分にならできると思う各種ボランティアに参加し、心の糧となることを願っています。

こまえくぼ1234活用術

フリースペースでイベント開催に挑戦!

狛江で子育てをしていて、親子が自分らしく居られる場がもっと欲しいと思い、あかちゃんとママのイベントを開催しました。イベントの打ち合わせや周知をこまえくぼ職員の方に手伝って頂き、とても心強かったです。自分たちでマットを引いたり飾りつけをしたりと親子が過ごせるようアレンジしました。
当日は講座も盛り上がり、講座後はお子さんを囲み、ママ同士でのんびりお話ができました。これからも親子が自分らしく過ごせる場を定期的に開催できたらなと思っています。
(子育ての輪 花岡藍子)

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