◎日時:2025年8月13日(水)
◎場所:狛江市あいとぴあセンター 4階 講座室
◎講師:
一般財団法人河川情報センター 鮎川一史
狛江市総務部安心安全課 職員
本講座は、市民向けに小学生以上の子どもとその保護者を対象とし、以下を目的として開催しました。
・災害時だけでなく普段の生活から家族、住民同士の助け合い、支えあい、ボランティア・市民活動が大切であることを知る。
・防災や安心な暮らしのためには身の回りの家族や友人、地域の人々のつながりが大切であることを知る。
当日は親子4組の参加に合わせて「まち♡ボラ2025」第2クールのボランティアもサポーターとして参加しました。
第一部は、狛江市総務部安心安全課の職員から、マイ・タイムライン作成のための狛江のまちと多摩川を知る(チェックシート)と題し、洪水ハザードマップや浸水想定区域など狛江市の防災の取り組みについての講座がありました。狛江市には野川・多摩川があり、それぞれの川の特性や氾濫時、参加者の自宅周辺の状況についてみんなで考えました。
第二部は、一般財団法人河川情報センターの鮎川一史さんを講師にお招きし、国土交通省が開発した子ども向けマイ・タイムライン検討ツール「逃げキッド」を活用し学びました。
河川の氾濫や浸水の被害を妖怪に見立てた「気をつけ妖怪図鑑」に出てくる妖怪を通して、小学生にもわかりやすく、水害に備えることを学びました。
感想としては
・参加をした子どもたちからは、「妖怪ちゃぷん小僧が家の床下浸水の危険について教えてくれた。」や、「シール貼りをしながらマイタイムラインを作るのが楽しかった。」などの感想が寄せられました。
・台風、大雨による洪水や浸水などの水害を「気を付け妖怪」に見立てた逃げキッドの内容が子どもにも親しみやすく、講師の講話もわかりやすかった。
・参加者を学年ごとのグループに分けたことで、子ども、保護者同士のコミュニケーション、交流をはかることができた。
・普段の災害への備えや避難場所など、意見交換を通して学習を深めることができた。
・子どもと保護者が一緒に水害に対する備えについて考えることができた。
また、ボランティアの中学生が、学習補助者として各グループに参加した。子どもの発言を促し、ハザードマップの見方や逃げキッドの作成を補助したり、子どもが緊張せずに楽しんで学習に参加することができた講座でした。
