“わっこ6月号”に掲載された「超軽量ブーメランで遊ぶ会」記事の拡大版です。
ブーメランは風を読んで飛ばせ!
「外遊び」をする子どもが少なくなったと感じる
今の子どもより、自分の子ども時代のほうが「外遊び」を多くしていたと約9割の人が感でいるそうです。
子どもが外で遊び近所のおじいちゃん、おばあちゃんが見守る。
こんな光景も見かけることが少なくなったようです。
前原公園では夕方になると男の子も女の子もブーメランを飛ばして遊ぶ姿を見ることができます。
12年前から取り組むブーメランづくり
うまく投げればクルクルと回って手元に戻ってくるブーメランですが、最初からうまく飛ばす子もいれば、力任せに投げすぐに落ちて悔しがる子もいます。
子ども達に囲まれ自作ブーメランで投げ方を教えているのは香取忠治さん(84歳)です。狩りで使われていた木製ブーメランを見たのをきっかけに、子どもにも作れて安全に遊べるブーメラン(紙製の3枚羽)づくりに12年前から取り組んでいます。つばさの厚みや角度を変えて何度も試作を繰り返し、出来上がったブーメランは大人気になりました。
ブーメランづくりを教えて良かったこと
香取さんは「高学年の子どもが小さい子どもに、安な投げ方を教えるなど社会性を身につける場になっていることが、ブーメランづくりを教えて良かったこと。なぜブーメランは飛ぶのとか、子ども達に探究心が芽生え、思い通りに飛ばすことできなくても、『自作のブーメラン』で遊ぶ子どもが増えると嬉しいですね」と話してくださいました。
活動場所は前原公園やプレイパーク、地域センターなど市内全地域。野川地域センターなどで作り方の指導をしています。
(取材記事:こまえくぼ広報部会 高橋)
お問い合わせ:
超軽量ブーメランで遊ぶ会
☎03-3480-7246(香取)
=写真説明=
なぜブーメランは飛ぶのか?
子どもたちに探究心が芽生えた。
うれしさが励みとなる。
超軽量ブーメランで遊ぶ会
香取忠治さん
前原公園にて
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取材・制作:こまえくぼ広報部会