活動体験「ごはん+居場所 おかえり」 ~ごはんを楽しく、みんなで食べる場所づくり~
ボランティア団体「ごはん+居場所 おかえり」が7月24日土に催した「ごはん会」で食事作りのボランティア体験をしました。
毎月1回「ごはん会」として食事会を催していたのですが、昨年2月以降、新型コロナウイルス感染症予防のため活動を中止し、代わりに11月から毎月1回、弁当や食材を提供する活動をしてきましたが、久しぶりにごはん会を開催することになりました。今回のごはん会は密を防ぐため事前予約制で2回に分けて1回あたり16食を提供しました。急な開催で、事前の周知が限られ不安もあったということですが、大人21人、子ども11人と満席になりました。
午前10時、中央公民館地下1階にある調理室で、代表の宮川裕子さんより「こども食堂での食中毒予防」の説明を受け、エプロン、三角巾を着用して調理開始。NPO法人フードバンク狛江と市内の農家から食材の協力もあり、ボリュームのある豚丼をメインに、ナス、ニンジン、タマネギのみそ汁、パスタサラダ、デザートに牛乳寒天とバランスの良いメニューとなりました。6人のボランティアは久しぶりとは思えないほど手際良く、正午からの配膳に向けて調理が進みました。
できる時間に手伝えれば良いので、途中から参加の人、ある程度調理が終わって帰る人など、気軽に参加しやすい雰囲気でした。この日は、宮川さんの息子と友人も参加、調理はもちろん、重い荷物の運搬に大活躍でした。皆で味見をしたり、それぞれの調理のアイデアを出し合ったりと、あっという間の2時間でした。
コロナ禍以前の「ごはん会」の話を聞くと、絵本コーナーや図工を楽しむブースがあったりと、食事以外の交流の場にもなっていたとのこと。早くそんな時間が戻るといいなと思いました。
<ごはん+居場所 おかえり>
平成29年に発足、食を介して、子どもからおとなまでの居場所づくりを目的に中央公民館で「ごはん会」を開催し、孤食の解消と地域交流を図ると共に、教育相談や子育て学習会も催している。
問い合わせ(メール)okaeri2017@gmal.com