市民が作る 取材記事
こまえがお 23号(2023年9月)

TIPI Cafe&lunch
~ 赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代が集まれるカフェ ~

 

 西野川の住宅街に子育て支援のカフェ「TIPI cafe & lunch」がオープンして6ヶ月。「近頃は常連のお客様も増えてきました」と話すのは、オーナーの岡本千栄子さんです。「狛江プレーパーク」を運営するNPO法人こどもの遊びと育ちをささえる会・狛江の理事長である岡本さんは、コロナ禍、親子で行ける場所が制限されたり、気軽にお互いの家を行き来できなくなったりして、子育てについての情報交換や悩みを話せる場所がないという声を聞いたそうです。
思い立ったらすぐ行動の岡本さん、誰でもゆっくり時間を過ごせるセカンドハウスのような場所を提供したいという思いでカフェをオープンしました。お店の中に入ってすぐに目に入るのが、乳児が親とリラックスできるハンモックのある小上がりです。このハンモック、大人(80㎏まで)も使用できるそうです。テーブル席の近くにはおもちゃスペースが設けられていて、子どもが遊んでいるのを見ながらゆっくり食事ができます。また、1人客でも利用できるようにカウンター席もあり、Free Wi-FiでPC作業や読書ができます。店内のカウンターやテーブル、床貼りなどの内装を岡本さん自らしたそうで、ドラム缶を半分に切り、店内の受付と入り口のオブジェにするなど遊び心も満載です。
「TIPI」では、子育てに役立つ講座「子育て応援プログラム」を月に1回開催して、子育て中の親同士の交流の場も作っています。プログラムは、「離乳食、どうやってどんなものをたべさせてます?」や「子どもとのお出かけ先、情報交換会」など子育て中に1人で迷ったり、困ったりして情報が欲しいような内容をテーマに、先輩ママや岡本さんの経験談を聞いたり、参加者からの質問を受けたりしています。9月のテーマは「幼稚園説明会」で、市内の幼稚園に通っている保護者から実際の声を聞く予定です。「地域の赤ちゃんからお年寄りまで集まってコミュニケ―ションを気軽に取れる場所を作りたいです」と岡本さん。お子さんを連れて「時にはゆっくりご飯が食べたい」という親をちょっと支える「ランチタイムボランティア」さんがいるところにも、そんな岡本さんの思いが詰まっているように感じます。事前に子ども連れの予約が入り、必要な時には岡本さんから登録しているボランティアさんにお願いしています。どうしてもお願いできない時は岡本さんご自身が対応することも。時には、子ども連れのお母さんが子ども同士を遊ばせることでランチボランティアを担ってくれます。色々な形で地域の方々が集まって交流ができる場所「TIPI」に、ふらりと一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


~ 取材記者の熱き思い ~

※もう少しお待ちください。


~ 紙面に掲載以外の写真 ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もっと「こまえがお」では、紙面には載せられなかった取材時の様子や写真などを掲載しています

※広報誌「こまえがお」とは。。。

市民のボランティアからなる「広報部会」が取材先の選定から原稿の作成までを行い、狛江のみなさんが笑顔になれる、狛江の活動が元気になるような広報を目指して、狛江市市民活動支援センターの広報誌として2017年3月15日に創刊いたしました。
2021年7月からは、『市民が作る取材記事 こまえがお」として、広報紙「こまえくぼ1234」の紙面に掲載しています。
(2021年7月から2022年9月までは「こまえがおmini」が「わっこ」に掲載されました)

※広報部会とは。。。

狛江市内を中心に展開される様々なボランティア・市民活動、地域に貢献する活動や、そこに参加する人々にスポットをあて、その魅力を市民の目線で伝える、活動者にとって役立つ情報を発信する広報記事を作成することを目的としています。