目次

序章 「住んでみたい街」の原風景 9
「住みたくない街」から「住んでみたい街」へ 10
独自の「地域力」で踏ん張る! 14

第1章 いのちのオアシス 17
「ボランティア立区」宣言 18
「海抜ゼロメートル世界都市サミット」開催都市に 21
水と緑の環境都市 25
「親水公園」で街づくり 26
親水が呼ぶ日韓親善 30

第2章 独自の子育て支援 33
東京二三区で最も若い区 34
江戸川区のふしぎ 36
「保育ママ制度」の開始 39
保育ママさんの現場 44
幼稚園・保育園・行政の三位一体 46

第三章 地域でつくる小・中・高教育 51
全国に先駆けての「すくすくスクール」 52
中学生の職場体験「チャレンジ・ザ・ドリーム」 55
 仕事がこんなに大変だとは―――生徒の感想
 人との関わり方をようだ―――保護者の感想
 おかげで会社も活性化した―――事業所の感想
 学校では見られない生徒の顔――教師の感想
共育プラザ事業 64

第4章 「江戸川総合人生大学」とスーパー連携大学院 67
全国初のボランティア大学 68
学んだことをいかに実行するか 70
「江戸川総合人生大学」の授業概要 73
見る・聞く・調べる・議論する 74
「スーパー連携大学院構想」 78
“知”の拠点としての発信地になる 82

第5章 ボランティアの実践現場 85
軽い気持ちで始めたボランティア 86
毎年盛んになるボランティアフェスティバル 91
江戸川区が目指す「地域力」とは 95
出前!ボランティア体験 98
「かわいそう」と思わないでください 99
ボランティア体験が活かされるとき 102
ボランティア体験ではどんなことをするのか 106
視覚障害者のための音訳・音読活動 110

第6章 町会・自治会の底力 113
報われることの少ない地道な活動 114
地域の人たちの力で動いている! 117
毎年50万人を超す「区民まつり」 122

第7章 目指せ! 日本一のエコタウン 129
始まりは「もったいない運動」 130
江戸川区が変われば世界が変わる! 133
独自に認定する「エコカンパニー」 136
もったいない大賞 139

第8章 高齢者福祉「なぎさ和楽苑」の場合 143
「ユニットケア」のモデルケース 144
いつの笑顔で親切に 147
新聞にも紹介された素敵なお年寄り 150
ますます高まるボランティアの必要性 153

第9章 障害者福祉「もぐらの家」の苦悩 157
「もぐらの家」の試練 158
住む家がなくなる 161
「もぐらの家」の歩み 163
ピンチを救わなければ 164
授産活動 166
障害者や高齢者の“足”になる 170

第10章 友好・国際都市を目指して 173
山形県鶴岡市との交流 174
日豪親善の架け橋 177
「野村・立井国際交流基金」の有効活用 178
国際交流を促進する大型区民施設 180
「青少年の翼」の成果 183
江戸川区の「インド人街」 192
治安も住み心地もよく、人も親切 194

巻末インタビュー 多田正見区長に聞く
 地域のために何ができるのか、何をなすべきか 200

あとがき 212
江戸川区略年表 216