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市民が作る取材記事 こまえがお㉔

「気ままにアート」 障がいの垣根を超えていく    2月にパラアート展開催

 

【目次】

P1.2  市民が作る取材記事 こまえがお㉔
  「気ままにアート」障がいの垣根を越えていく~わたしたちはここにいるよプロジェクト~

P3  事業報告 学ぼう@こまえくぼ「ボランティア・市民活動のキホンのキ」
   おしらせ 学ぼう@こまえくぼ「多文化共生の現状と課題~グローカルな視点から考えよう~」
   市民活動団体紹介 コマラジ「KOMAE AMフライデーアートサーカス」に出演しました

P4  地域の皆さんと歩む事業所紹介vol.28「シューズショップ 東京堂」
    読者アンケート


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■市民が作る取材記事 こまえがお㉔

『気ままにアート』障がいの垣根を超えていく  2月にパラアート展開催
     ~わたしたちはここにいるよプロジェクト 通称(愛称) ここプロ~

 「『私たちはここにいるよ』をテーマとし、この社会に暮らす『わたしたち』が住みやすい社会を実感できるような交流の場をつくりたい。」そう話すのは2023年3月に設立された、わたしたちはここにいるよプロジェクト代表の今西千晶さん。

 活動のきっかけは2020年、狛江市社会福祉協議会主催の「福祉カレッジ」を受講し、終了課題として提案したパラアート展企画。コロナ禍で作品発表の場が減るなかで、「アート」を通して交流の場を広げたいと賛同してくれた4名のメンバーと、社協のサポートも得ながら活動を開始しました。

 初めてのイベントは2023年3月にこまえくぼ1234にてパラアート展を開催し、「こまえ工房」のみなさんの作品を中心に展示しました。作者と来場者が作品について語り合うギャラリートークも実施しました。なかには「いつもスケッチブックとペンを持ち歩いている」と、その場で絵を描くパフォーマンスを披露してくれた方もあり、自由にアートを披露できる場の楽しさを共有できました。

 9月には中央公民館で「作品持ち寄り交流会」を開催し、より多くのグループや個人から参加を募りました。その結果、市内8グループと2名の個人参加とバラエティーに富んだ作品展となりました。スケッチブックとサインペンを用意したテーブルでは、自然と絵を描き始める光景もあり印象的でした。なかには「こんな場を待っていた」と当日飛び入りで作品を持参された方もあり、アートの可能性を感じたと言います。2時間という短い時間で約50人の来場があり、ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞して楽しんでもらえました。

 今後の予定は、12月4日(月)~8日(金)に狛江市障がい者週間に出展を予定しています。そして、2024年2月22日(木)~25日(日)に泉の森会館2階ギャラリーにて「パラアート展・わたしたちはここにいるよ《気ままにアート》」を開催予定です。狛江駅に近い会場で開催できるため、より多くの来場者との交流を広げるチャンス。将来的には障がいの有無に関わらず、ひとりひとり大切な個性を持ったアート作品が集まる展示を継続して活動していきたいと意気込んでいます。

 「作品持ち寄り交流会」はインスタグラム・YouTubeで公開しています。 

Instagram: https://www.instagram.com/kokoniiruyo.project/

YouTube:  https://youtu.be/i1AJ8pbpMgg

 


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■事業報告
 学ぼう@こまえくぼ ボランティア・市民活動キホンのキ」          10月14日(土)

 東京家政大学准教授 岩崎雅美先生をお迎えして開催、13名の参加がありました。

 講座は、低い医療費で高い健康水準である長野県モデルについての要因についてのクイズ、ボランティア活動を「○○ではない」という言葉に置き換えて表現するなど、参加者とのコミュニケーションをとりながら、楽しい雰囲気で進んでいきました。

 また、ボランティア活動に関する社会意識については、統計数値をもとに多くの方が「ボランティア活動をしたい」と思っているが「時間がない」ことで参加できていないことやボランティアコーディネートの逸話など、ご紹介いただきました。参加者からは「ボランティアについての認識が明確になった」「ボランティアだけにとどまらず、人間の幸福という大きなワクでお話しいただけて良かった」などの感想があり、ボランティア・市民活動についての意識が高まる機会になったようです。

 

■お知らせ
まなぼう@こまえくぼ
   「多文化共生の現状と課題~グローカルな視点から考えよう~」2024年1月28日(日)10時30分~12時30分

 同じ地域で暮らす外国人も日本人も安心して学校生活や地域生活を過ごしているでしょうか?
 言葉の壁だけでなく文化や風習の違いによる誤解など、様々な壁がありそうです。
 多文化共生について一緒に考えてみませんか?

【定員】会場参加(こまえくぼ1234フリースペース)15名  

    リモート参加 15名

【講師】国際教養大学 日本語プログラム教授 阿部 祐子 さん

【申込方法】以下のいずれかの方法で
・参加申込書をFAX(03-5761-5033)
・電話(03-5761-5556)
・こまえくぼの窓口
・申し込みフォームから→→

 

■市民活動団体紹介
コマラジ「KOMAE AM フライデーアートサーカス」に出演しました!
2023年10月
コマラジ出演時の音声はこまえくぼの各団体のページで聞くことができます。聞き逃した方は二次元コードからCheck!

 

○まなびや(10/6)

ボランティアだけでは難しいこともあるので、今後は居場所づくり活動をしつつ、まなびのプログラム提供の部分を事業にしながら、開かれた場としてまなびやが子どもたちの中に存在できるように、より持続可能なものになること・まなびのプログラムの充実をはかることを目標に活動したいと思っています。

 

○こまえ・こどもの権利を考える会(10/20)

2024年2月18日(日)には、川崎子ども夢パークの西野博之さんやテレビでお馴染みの汐見稔幸さんをお呼びしてイベントを開催します。その他にも市内の子どもに関わる団体のみなさんが参加できるイベントを開催したり、子どもたちの置かれた状況や問題について話し合える場所を作っていきたいと思っています。

 

○こまえくぼ1234応援隊(10/27)

11月5日に「第4回こまえくぼ1234フェスティバル」を開催しました。市民活動団体や事業者が一緒に取り組むことをコンセプトとして活動し、充実感、達成感を感じることができてやりがいを感じています。現状に満足せず、広い視野と観点を持って新たなつながりを作れるように挑戦を続けていきたいです。

 

コマラジの聞き方
①ラジオで聴く
 FMラジオで 85.7MHzに周波数を合わせ聴く。
②スマホアプリで聴く
「radimo(レディモ)」をダウンロードして聴く。
③インターネットで聴く
 JCBAインターネットサイマルラジオで聴く。


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■地域の皆さんと歩む事業所紹介 vol.28
  シューズショップ東京堂

◎地域貢献の取組み
 ○市民活動支援センター広報紙「こまえくぼ1234」配布協力
 ○狛江市民まつりへの協賛
 ○社会福祉協議会会員協賛店への登録

◎事業所理念
 靴は市民の皆さんにとって、日常生活を支える重要なアイテムの一つです。 地域の皆様が快適に日常生活を過ごすことができるよう妥協のない靴探しのお手伝いをさせていただければと思います。

 ◎業務内容
 中和泉5丁目の狛江ショッピングセンター商店会にある靴販売店です。
レディース・メンズの履きやすく、歩きやすい靴を中心に、スニーカー、介護シューズまで幅広い品揃えで、お客様の足の満足のお手伝いをしています。

事業所データ
1972年1月開店
住所 狛江市中和泉5-40-31
電話 03-3489-043
営業時間 10:00~19:00
定休日  水曜日

 

■読者アンケート
広報紙のさらなる充実した紙面づくりに皆さんの声をお寄せください。

[応募方法]
  はがきに、広報紙「こまえくぼ1234」に対する感想と住所、氏名、連絡先(電話番号及びメールアドレス)を記載の上、12月31日(消印有効)までに市民活動支援センターに送付してください。5人の当選者には市民活動支援センターから連絡を差し上げます。

[今月のプレゼント]  「干し芋」(茨城県境町観光協会から提供)
 境町は茨城県の県西部、ちょうど千葉県と埼玉県の県境にある町です。利根川と江戸川の分岐点に位置し、江戸時代には水運を活かした利根川随一の【河岸のまち】として、人や文物が行き交う文化交流の場として栄えました。
平成27年の圏央道「境古河IC」開通により、都心からのアクセスも約1時間になりました。令和3年7月には、「境町~東京駅」の高速バス運行を開始しました。境町には世界的な建築家である隈研吾氏設計の建築物が6施設あります。
 その中にあるS-Labでは、ワインの醸造や干し芋の研究を行っており、新たな特産品として大人気です。
茨城県はさつま芋の一大生産地でもありますが、干し芋の生産量では日本一です。干し芋の原料となる、さつま芋は境町内・茨城県内の厳選した契約農家から仕入れた「紅はるか」を100%使用しています。紅はるかは、とても糖度が高く、その触感はしっとりとしており、まるでスイーツのような甘みが特徴です。

 

狛江市市民活動支援センター(こまえくぼ1234)
指定管理者:社会福祉法人狛江市社会福祉協議会

〒201-0003 狛江市和泉本町1-2-34
TEL  03-5761-5556
FAX  03-5761-5033
E-mail info@vc.komae.org
WEB     https://komaekubo1234.kokosil.net/
X(旧Twitter) @komaekubo1234
開館時間 火曜・祝日を除く午前10時~午後5時