市民が作る 取材記事
こまえがお 24号(2023年12月)

わたしたちはここにいるよプロジェクト
~『気ままにアート』障がいの垣根を超えていく 2月にパラアート展開始~

「『私たちはここにいるよ』をテーマとし、この社会に暮らす『わたしたち』が住みやすい社会を実感できるような交流の場をつくりたい。」そう話すのは2023年3月に設立された、わたしたちはここにいるよプロジェクト代表の今西千晶さん。

活動のきっかけは2020年、狛江市社会福祉協議会主催の「福祉カレッジ」を受講し、終了課題として提案したパラアート展企画。コロナ禍で作品発表の場が減るなかで、「アート」を通して交流の場を広げたいと賛同してくれた4名のメンバーと、社協のサポートも得ながら活動を開始しました。

 

初めてのイベントは2023年3月にこまえくぼ1234にてパラアート展を開催し、「こまえ工房」のみなさんの作品を中心に展示しました。作者と来場者が作品について語り合うギャラリートークも実施しました。なかには「いつもスケッチブックとペンを持ち歩いている」と、その場で絵を描くパフォーマンスを披露してくれた方もあり、自由にアートを披露できる場の楽しさを共有できました。

9月には中央公民館で「作品持ち寄り交流会」を開催し、より多くのグループや個人から参加を募りました。その結果、市内8グループと2名の個人参加とバラエティーに富んだ作品展となりました。スケッチブックとサインペンを用意したテーブルでは、自然と絵を描き始める光景もあり印象的でした。なかには「こんな場を待っていた」と当日飛び入りで作品を持参された方もあり、アートの可能性を感じたと言います。2時間という短い時間で約50人の来場があり、ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞して楽しんでもらえました。

今後の予定は、12月4日(月)~8日(金)に狛江市障がい者週間に出展を予定しています。そして、2024年2月22日(木)~25日(日)に泉の森会館2階ギャラリーにて「パラアート展・わたしたちはここにいるよ《気ままにアート》」を開催予定です。狛江駅に近い会場で開催できるため、より多くの来場者との交流を広げるチャンス。将来的には障がいの有無に関わらず、ひとりひとり大切な個性を持ったアート作品が集まる展示を継続して活動していきたいと意気込んでいます。

 「作品持ち寄り交流会」はインスタグラム・YouTubeで公開しています。 

Instagram: https://www.instagram.com/kokoniiruyo.project/

YouTube:  https://youtu.be/i1AJ8pbpMgg


~取材記者の熱き思い~

※もう少しお待ちください

 


~紙面に掲載以外の写真~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もっと「こまえがお」では、紙面には載せられなかった取材時の様子や写真などを掲載しています

※広報誌「こまえがお」とは。。。

市民のボランティアからなる「広報部会」が取材先の選定から原稿の作成までを行い、狛江のみなさんが笑顔になれる、狛江の活動が元気になるような広報を目指して、狛江市市民活動支援センターの広報誌として2017年3月15日に創刊いたしました。
2021年7月からは、『市民が作る取材記事 こまえがお」として、広報紙「こまえくぼ1234」の紙面に掲載しています。
(2021年7月から2022年9月までは「こまえがおmini」が「わっこ」に掲載されました)

※広報部会とは。。。

狛江市内を中心に展開される様々なボランティア・市民活動、地域に貢献する活動や、そこに参加する人々にスポットをあて、その魅力を市民の目線で伝える、活動者にとって役立つ情報を発信する広報記事を作成することを目的としています。