こまえくぼ1234広報誌「こまえがお」3号 3ページめ

夢に向かって

アマチュアバンドの殿堂をめざして かわせみコンサート

谷戸橋地域センター(かわせみ館)で毎月「かわせみコンサート」が行われています。「アマチュアバンドが“楽器を持参するだけ”で発表でき」「誰もが気軽に生楽器の演奏を聴く」場を提供し“音楽の街狛江”の一翼を担っています。実行委員会は、多くのバンドが出演できるように会場の準備、音響設備の提供と調整、広報活動等を行い、出演者に費用リスクがないようにしています。第1回は2005年8月に開催され、今年の12月3日に200回を迎えます。続いているパワーを探しに発起人で委員会代表の神原さんに話を伺いました。
きっかけは、石原都知事が入庁式で「誰もが考えていない様なことを、誰もがやっていない方法でやれ、それが仕事だ」と話したのをTVで聞き、リタイヤしたらやってみるぞと思ったそうです。リタイヤ後、昔の仲間とバンド活動を始め、練習や演奏会費用に悩んでいた頃、かわせみ館がオープン、練習場として使ううち「ここをアマチュアバンドのたまり場にしたい」との思いが強くなりました。かわせみ館が音楽企画募集した時、即応募、採用後1カ月で「第1回谷戸橋コンサート’05トワイライト・コンサート」を開催しました。当初は年4回の予定でしたが、知名度や人脈不足もあり、開催に苦労があったそうです。ハイタウンの人々や仲間の力を借りて開催する中、地域センター、ライブハウス、練習場等を回り案内したことで、出演者、協力者が増え、今では200回を迎えるまでになったそうです。
開催準備を見学しました。スタッフは前日に設営、当日は朝から音響の調整、演奏時の音響担当、後片付け等、休む暇なし、ご本人は「好きだから」とのことですが、12年が過ぎ取り巻く環境も変わり、運営の仕方を見直す時期に来ていると話していました。夢は、車いすになってもコンサートに行き「いい音楽を聞かせて貰うよ」と入り、帰りはスタッフに「これを飲み代にして」と募金を渡す姿のようです。
(写真 代表 神原 章造さん)

一緒に考えたい 知りたい 知ってほしい 「ペガサス」を知っていますか

平成23年10月に狛江市地域自立支援協議会が立ち上がり、その専門部会として市内の障がいがある仲間たちが、自分たちの生活をよくするために話し合おうと当事者部会「ペガサス」の活動が始まりました。障がいは違っていても生活していく中で避けては通れない、三障がいの手帳や制度のこと、バリアフリー、コミュニケーションなどみんながしりたいことを勉強したり話し合ったりしています。そんな、ペガサスの役員とお話ししました。
(写真 左:アッシー、右:なな)

■6年間の活動を通して思うこと
「身体・知的・精神と色々な障がいと向き合うことができました。そして、自然に関わりあえるようになりました。」「ペガサスの会に参加することで、障がい者としての自分を受け入れることができました。」「仲間と出会い、自分を見つめることもできました。」など、大変だけど楽しみながら活動している様子が伺えます。

■最近の活動の一例
平成28年10月『ホットケーキを作りながら選挙をしよう』では、ペガサスの会長・副会長を決めました。平成29年6月の全体会では「生活で困っていること」「友達の作り方」「身分証明書はどうしているか」などのテーマを話し合いました。そして、平成29年10月14日はペガサス勉強会。「差別って何?」障害者差別解消法を話し合いました。

■これからペガサスでやりたいこと、夢…!
ペガサスのことを一部の人たちだけではなく、多くの人に知ってもらいたい。どうしたらいいのかが課題です。「防災訓練の時のバリアフリーはどうなっているか」「公共の場のトイレ等はどうなっているのか。」「知的障がいの人の“心の相談室”がほしい」など、様々なことに関心をよせています。

狛江市地域自立支援協議会について詳しくは狛江市HPをご覧ください
http://www.city.komae.tokyo.jp/sp/index.cfm/51,35067,451,html

この指とまれ! あなたのやりたいこと「この指とまれ!で発信しませんか?

「コンティーゴ あなたといっしょ」活動者募集‼

「子供たちが多様性を認めあい、ありのままを受け入れられるようになってほしい」という思いで活動しています。人形劇+紙芝居+朗読のすべてが手作りです。親御さんにとっても、子育てが楽しくなるちょっとしたきっかけになればいいなと思っています。子供に関するイベントや集まりなど、依頼があればこたえます。多くの方が参加してくださることで、より良いものを作ることができると思います。一緒に活動を盛り上げてくれる方、大募集!
お子様連れ歓迎です。(代表 ガリード智恵子さん)
TEL 03-5497-3564

「空きスペースを有効活用して、市民活動を応援しませんか?」

地域では、様々な市民活動・地域活動が展開されています。特に団体で活動されている方からの相談で多いのが、「活動場所がない」という困りごとです。市内には公的な施設を含め、様々な拠点がありますが、活動が多様で活発な狛江では、活動場所が見つからないという場合も。こまえくぼでは、ご自宅の一部や、マンションの集会室などをお貸出しいただける方を絶賛募集中です。利用内容や、時間、使用料についてご相談のうえ、貸出しいただければ幸いです。
TEL 03-5761-5556
(こまえくぼ1234 狛江市市民活動支援センター)

ステキなおみせ み~つけた♪ Kenko Coffee(ケンコーコーヒー)

コーヒー豆を買いに専用の瓶を持参する方や、お散歩中に隠れ家のようなお店を発見される方など、いろんなお客様が来店されます。入口の階段を降りていくと、店主の山口幸香さんが朗かに柔らかい声で、「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。Kenko Coffee(ケンコーコーヒー)は、4年前にコーヒーの豆屋さんとしてオープンしました。そのきっかけは、趣味で続けていた旦那様の焙煎技術が、師匠である小野善造さんから認められたからだそう。そしてオープンから1年後には、カフェとして営業することに…。「ここでコーヒーを飲めたら嬉しいなぁー」というお客様の声が背中を押してくれたとのこと。コーヒーとは全く関係の無かったそれまでの仕事から、人生を再チャレンジするきっかけとなりました。
Kenko Coffeeの店名には、美味しいコーヒーを飲んで、ホッとして心も体もリラックス、みんなが健康になってもらいたいという思いが込められています。というのは表向きの看板!?旦那様の健太朗さんの『健』、奥様の幸香さんの『幸』を取って『健倖(けんこう)』としたとの噂も…。どちらが本当か、来店された折に聞いてみてはいかがでしょうか。
そんな幸香さんの人柄につられてか、「美味しいコーヒーを飲みながら、愚痴や悩みを聞いてもらっているうちに、スッーっと心が明るくなり、お店を出るときにはすっかり明るい気持ちになるんですよ」という常連さんもおられました。1階にはレンタルスペースがあり、地域の活動やお子様連れのママ友たちの集まる場所としても利用できます。「駐車場のある2号店も…」と、きゃしゃな体のどこにそんなパワーがあるのかと疑いたくなるほど、幸香さんのパワフルな再チャレンジは続きます。

 Kenko Coffee(ケンコーコーヒー) http://www.kenkosp.com/
中和泉5-26-5 地下1階 03-5497-3766
10時から16時営業 (日・月・祝日は定休日)

4ページめへ
こまえくぼ1234広報誌「こまえがお」3号へ