こまえくぼ1234広報誌「こまえがお」2号 2ページめ

あなたも持ってる小さなやさしさ ほっこりさん いらっしゃ~い

狛江の魅力って何?多摩川?野川?都心に近いこと?おいしい野菜?それも良いけど狛江を素敵な街にしているのは私たちひとりひとりです。
街で出会った人や光景に、思わず微笑んだり、ありがとうと言いたくなったりしたこと、ありませんか?さりげない行動がこちらの心を温かくする、そんな人を『ほっこりさん』と名づけました!
「好きなことだから…」「やる人がいないだけ」など、理由や動機は様々です。共通しているのは、『ほっこりさん』が、ご近所に笑顔やありがとうの種をまいてくれていることです。
ご近所の『ほっこりさん』を、ありがとうの心を込めてご紹介します。普段よりほんの少しゆっくり街を歩いてみて下さい。いつもと違う狛江が見えてきませんか。そして『ほっこりさん』を見つけたら、笑顔でありがとうの気持ちを伝えてみましょう!狛江がもっともっと素敵な街になって行くように!
言われた相手もそれを聞いてほっこり!狛江がほっこりのキャッチボールが溢れる街になってくれたらいいなあと思います。(担当:相原智子)

栗山 幸次さん

大切な場所を清潔に
自主的に小足立八幡神社のトイレのお掃除を初めて4年。外国人の方が他の神社のトイレが汚くて困っていた場面に遭遇したのがきっかけです。「トイレはゴミ捨て場ではなく休憩所」との思いから、小足立八幡神社のトイレを守ってくださっています。

松本 葉子さん

やさしい心がつくるおいしい野菜
松本さんは様々な形で市民活動に携わってきましたが、新たな一歩として、今年の4月から子ども食堂への協力で野菜の提供を始めました。畑の一部を子ども食堂専用としたことに強い思いを感じました。次は大好きなお花で何かをしてみたいと語ってくれました。

東村 圭造さん

どこでもバルーンアート
子どもたちを笑顔にしたくて定年退職後、独学でバルーンアートを始められた東村さん。
誰にでも簡単に作れるけど、上手くなるコツは続けることを楽しむこと。子どもたちの笑顔からパワーをもらって、あちこちに出張しています。

小笠原 芳理さん

母親として、コーチとして
ご自身のスポーツ経験を生かし、狛江三小ウインズのコーチを務める小笠原さん。狛江市少年野球連盟で現在唯一の女性審判部も兼任。母親としてコーチとして、チームの子どもたちに声をかけ、あたたかく見守りながら成長する姿を応援しています。

リッツェンタレー・ベルトランさん

多摩川流れるやさしい狛江が大好き
狛江に住んで5年。フランス出身で日本人の奥さんと2人暮らしです。「火の用心」の掛け声も流暢に地域の歳末パトロールに参加されています。「地域対抗45人リレー」でも町会代表で全力疾走!地域に溶け込んでいます。

有馬 祐三さん

走る!スーパーマン
狛江第四中学校の駅伝チームを指導して7年、「走るじいさん」と呼ばれています。楽しく、一生懸命をモットウに、走ることが好きになってくれればと思います。74歳、今もフルマラソンを走る現役です。その他にも、狛江在住の外国の方の相談相手をしたり、学習指導に携わっています。

桑原 繁宗さん

視覚障がい者の光に!
3年半程前に受講した福祉講座で視覚障がい者の様々な苦労を知りました。この人たちを助けることが、自分の天命だと一念発起。今では、狛江視覚障がい者の会の底力になっています。桑原さんの願いの一つは男性のボランティアが増えることです。

源田 聡さん

のびのび公園で伸び伸び遊べる理由は・・・
広い小足立のびのび公園は、梅雨が明けると草が膝丈ほどに伸びてしまいます。源田さんが毎夏、炎天下の中何度も草刈り機をかけてくれるお蔭で、子ども達は今日ものびのびと公園内を走り回れます。

高野 豊春さん

駄菓子屋さんはみんなのおっちゃん
高野さんの駄菓子屋さんは、まるで子どもの聖地。元気よく挨拶して子どもたちが飛び込んできます。お店の前で起きた事故をきっかけに、夕方お店の前で見守りをしています。細やかな目配りで、保護者からの信頼も厚く地域のおっちゃん的存在です。

川尻 克さん

6小の子どもを見守って16年!
自分の孫を見守るように「この地域の子ども達は私が守りたい」との思いで始めた6小児童の登校見守り。もう16年です。川尻さんへの子ども達の信頼は厚く、そのふれあいに周りもあたたかい気持ちになります。

高田 花ちゃん

花ちゃんお手柄
花ちゃんは元和泉にお住まいの高田さんの愛犬。花ちゃんの鼻が隣の空き家のガスもれを発見!大事に至らずに済み、東京ガスから感謝状をいただきました。散歩の折に高田さんと共に地域を見守っている花ちゃん。ありがとう!

高橋 ルリ子さん

香りと笑顔でいやしの時間
アロマテラピーの知識と技術を生かしたハンドトリートメントでこまえ正吉苑の入所者の方に癒しの時間を提供しています。初めの一歩の勇気を出せば、技術はなくても何かができると笑顔でお話しして下さいました。

狛江市は「ほっこりさん」を応援しています

☆ボランティア清掃で出たゴミは無料回収!

ボランティアで道路清掃などを行ったときのゴミは、1回3袋程度なら、指定された収集日に「ボランティア」と表示すれば、無料で回収してもらえます。(清掃課)

☆学校安全ボランティア

子どもたちの登下校時の見守りをしたい方は、市の学校安全ボランティアに登録できます。市でボランティア保険に加入するので、安心。腕章を貸してもらえます。(学校教育課)

☆緑のカーテン

環境政策課の窓口でゴーヤと朝顔の種をもらえます。緑のカーテンで省エネしましょう!(環境政策課)

お問い合わせ
狛江市 TEL 03-3430-1111(代表)

ボランティアの原点は相手を思いやる心

私たち日本人の多くは、食事をする前に「いただきます」と手を合わせます。なんとなく
行っている習慣ですが、そこには生きることへの感謝の気持ちが込められています。私たちの食事には、植物や動物の命が含まれています。その命をいただくことに感謝し、「その命を活かす」ために、「しっかり生きていきます」という決意を込めて「いただきます」と手を合わせます。つまり、人間の暮らしは、全ての動植物との関係で成り立っています。まして人間同士の結びつきなしでは成り立ちません。その人間関係をスムーズに保つための必要な行いとして、仏教用語で「無財の七施」というものがあります。①優しい眼差し②穏やかな微笑み③思いやりのこもった言葉④自分の身体による奉仕⑤心のこもったおもいやり⑥座席を喜んで譲る⑦雨露をしのげる場所の提供の7つの行いなどと説明されます。ご縁で結ばれた相手を「ほっこり」させる行いは、まさに、「思いやりの心・無財の七施」と言えましょう「相手を思いやる心」こそが、ボランティアの原点と言えるのではないでしょうか。
慶岸寺 住職 佐藤 正仁

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